こんにちは。でっぱ虫です。
トマトって以下のように色んな効果が期待できる夢の野菜なんです!!
●血圧を下げる
●糖尿病の予防・改善
●心臓病の予防
●眼にいい
●倦怠感
●美肌・美髪
●不妊の予防・改善
●便秘の改善
●骨を強くする
●ダイエット
●夏バテ
●うつ病の改善
●喘息の改善
●食欲不振
etc・・
・・・ですが。
トマトに残った農薬まで食べてしまったら身体にいいどころかむしろガンになってしまう!?
今回はトマトの残留農薬とその危険性について詳しく見ていきましょう。
目次
トマトの農薬の実態
スーパーに並んでいるトマトって真っ赤でまん丸で美味しそうですよね。
トマトの形が少しでも崩れたり、虫に食われてしまうと農協の選考場ではじかれてしまうのです。
そこで1週間に1度は殺虫剤や殺菌剤を散布しています。
また、農薬の種類によっては収穫の前日にまで農薬をまきかけます。
農薬がかけられたばかりの野菜が店に並ぶのです。
残留農薬のトマトの危険性
生態系の破壊
トマトに使用される農薬には、ネオニコチノイド系の殺虫剤が代表的です。
意味のわからん名前だけど・・安全なの?
昆虫に対してはすごい毒です。
この農薬は、植物の根・葉から内部に浸透し、その植物を食べた昆虫は、神経伝達が混乱し、全身のマヒや弛緩が起き、死んでしまいます。
また、葉や果実だけでなく花粉や蜜にまでこの毒性が移行するため、これらを餌とするミツバチが世界各国で大量死、大量失踪しているのです。
ネオニコチノイド系農薬に含まれる化学物質の摂取が多いと、ハチは方向感覚がなくなちゃって、巣に帰れなくなる影響があるらしい・・。
すでに、北半球から4分の1の蜂が消えており、今もなお広がりを見せています。
日本でも、2005年ごろからミツバチの大量死が始まっています。
また、このネオニコチノイド系の殺虫剤は、水たまりの水までも汚染してしまう場合があるのです。
生態系、環境を壊してしまっているのですね。
ネオニコチノイド系の農薬は、ミツバチの大量死を受けて、フランスや欧州では一部、使用禁止になっています。
人間への危険性は?
ネオニコチノイド系の殺虫剤は、作る側のメリットとしては、効果が持続して消えてなくならないことです。
私達、消費者のデメリットは、農薬が洗ってもなかなか落ちないということ。
昆虫に比べ、人など哺乳類には低い濃度で単独使用した場合には毒性が低いとされています。
ただし、希釈前だと、人間にとっても危険とされているものもあります。
人間でも神経伝達系に影響を与え、脳への影響、とりわけ胎児・小児など発達中の脳への影響があるのではないかと懸念する声もあります。
他にも複数の農薬を日常的に子供たちもとっちゃていることが尿検査から明らかになってるよ・・
(引用画像:コープ自然派 私たちの暮らしの中にあふれるネオニコチノイド系農薬)
グラフは2012年に発表された論文の自閉症スペクトルラム障害(自閉症、広汎性発達障害)の有病率とOECD(2008年)の農地単位面積当たりの農薬使用量を国際比較したものです。
アメリカの環境保護団体「EWG」の2018年調査により、トマトは残留農薬の多い野菜の第9位に選ばれました。
それほど、農薬の使用量と残留量が多いのです。
1万人中、約9人がガンになるといわれます。
では、私達はどうすればよいのでしょうか??
安全なトマトの見分け方
農薬を控えて栽培している農家もいますが、地域で混ぜて出荷されるので、安全なトマトを選ぶことが難しいです。
スーパーで買う際には、有機JASマークを目印に買うことをおすすめします。
また、ネットで無農薬トマトを探すのもより安心ですね。
スーパーで購入した一般的なトマトの洗い方
そういった安心なトマトが、手に入らない場合、きちんと残留農薬を洗ってから食べることをおすすめします。
そして湯むきをすることで安心感がぐんとアップします!
※湯むきの仕方
ヘタの反対側に浅く、十字に切れ目をつけ、沸騰したお湯の中にトマトをいれ、 回し沈めること約15秒。
その後、冷やす。
冷めたら、皮をつるんと剥きます。
もしくは・・
●後は流水でしっかり洗い流す
注意:ビタミンなどが溶け出てしまうので、重曹水につけるのは1分以内にする
最後に
トマトは、身体にいい一方で残留農薬が多い野菜です。
また、葉や果実だけでなく花粉や蜜にまで農薬の毒性が移っていくため、蜂が大量死するなど、生体環境を崩しています。
更にトマトは残留農薬のため、人間にも健康に害を及ぼす可能性があります。
きちんと安全なトマトを見分けるか、もしくはきちんと農薬を洗い流したいものです。
見分け方
ネットで無農薬トマトを探す
一般的なトマトの洗い方
流水で30秒、湯むき。
もしくは
小さじ1の食用の重曹を溶かし、トマトを30秒~1分程度つけ置き、流水でしっかり洗い流す
農薬をしっかり落とすか、無農薬トマトなどを手に入れよう!!
※参考文献:新 食べるな危険!(著 小若順一)
参考サイト:コープ自然派 私たちの暮らしの中にあふれるネオニコチノイド系農薬)