旦那のブリと喧嘩しました。
まるで増粘多糖類のように粘着質な虫だぜ。
めっちゃ自分も食べてんのに(怒)
増粘多糖類はあらゆる食品に含まれています。
どんな食品に潜んでいるかというと、ヨーグルトやソース、ドレッシング、アイス、乳飲料・・
などなど。
では、でっぱ虫と同じく粘着質そうなこの子、一体何者なのでしょうか?
どんな役割があるのか。
更に、これだけは知って欲しい4つの危険な物質を紹介します。
本日は増粘多糖類の正体を暴いてやりましょう!
目次
増粘多糖類とは
増粘多糖類は増粘安定剤の一種です。
増粘安定剤とは?
増粘安定剤とは食品に粘り気を出したり、
粘り気でくっつける接着剤のような役割を持っています。
僕とでっぱ虫も増粘安定剤のように、くっつこうか。
また歯ごたえや舌ざわり、のどごしなどの微妙な食感を調節する役割もあります。
表示の仕方
増粘安定剤は、目的によって表示の仕方が違います。
「ゲル化剤」・・液体のものをゼリー状に固める目的で使用(プリンやゼリーなど)
「安定剤」・・粘性を高めて食品成分を均一にする目的で使用
(放っておくと、沈殿してしまうもの、ココアやドレッシングなどを均一にする)
そして、それぞれの後ろに具体的な物質名を表示するよう食品衛生法で決まっています。
※ペクチンとは、オレンジ、グレープフルーツ、ライム、レモン、またはリンゴなどの果実や野菜、海藻類に多く含まれる食物繊維。
増粘剤、ゲル化剤、安定剤に使われる増粘安定剤の一種。
しかし、これらの増粘安定剤の中で多糖類と分類される物質を2つ以上使用した場合は
「増粘多糖類」と表示するだけでオッケーなんです。
・・・ところで多糖類って何?
炭水化物を、分解すると・・
一匹オオカミの単糖君に分解できるんだ。
しかし一匹オオカミだった単糖君が徐々に心を開き、仲間を2~10匹見つけて群れになったものが多糖類ってイメージしてくれればいいよ。
増粘多糖類には何が含まれる?危険な4つ
増粘多糖類は果物・野菜や、樹液、海藻、細菌、マメ科の植物などからとれる天然由来のものです。
・・・と思ったら甘いですよ~。
増粘多糖類とよべるものは30品以上あるので、
その中でも危険な匂いのする4つをピックアップしてみましょう!
カラギーナン
海藻からとれるぬるぬるした成分です。
オイラの実験から、カラギーナンは腫瘍やガンを引きおこすことが分かっているよ。
オイラやモルモット兄貴の実験から、カラギーナンを消化する際に、ガンや腫瘍が出来るとされています。
ですが、人間はラットのような「げっ歯類」と違い、カラギーナンを消化する力を生まれつきもっていないため「大丈夫」という結論になりました。
でもでっぱ虫はでっぱだから、「げっ歯類」に生物学上分類されるでしょ!
カラギーナンを消化できちゃうかもよ笑
いや、しかしでっぱ虫だけじゃないんです。
外人さんは海苔などの海藻類を消化することが出来ないのに対し、私たち日本人は昔から海苔などの海藻類を食べてきたため、海藻類を消化出来るように進化してしまったんです。
つまり、日本人は遺伝的に海藻由来のカラギーナンも消化できるかもしれないよ、だからガンとか危ないかもよ、という説もあるので怖いですね。
また、鶏の卵にカラギーナンを投与すると、死んでしまったり、奇形が産まれたという実験結果もあります。
ただ、こういった動物実験は人間の身体には不可能なレベルの大量投与により行われているので、安全性に問題ないという声のが強いです。
トラガントガム
マメ科トラガントノキの分泌物を乾燥させたものです。
生存率や尿検査、血液検査、臓器の重さなどに異常はなくて大丈夫だったよ。
ただ、メスで体重減少、前胃に乳頭腫、ガンが発生しちゃったよ。
ファーセレラン
ススカベニ科のフルセラリアの全藻からとれます。
ニワトリの卵1個あたり5mgを投与したところ、産まれてきたヒナは眼や上顎に異常がありました。
よって生まれてくる赤ちゃんに奇形、染色体異常の可能性が・・・。
例え少量でも、長年食べ続けることで体内に蓄積されていくみたいだから。
キサンタンガム
トウモロコシのでんぷんを餌として与えられ育てられている、バクテリアが出すネバネバ成分です。
そんなん食べてるのかよ、自分。
このバクテリアちゃん達の餌がトウモロコシのでんぷん。
またこのキサンタンガムは乳液や美容液、化粧品にも使われることが多いです。
増粘多糖類が使われる食品
ソース、ドレッシング、焼肉のたれ、にんにくチューブ、ジャムなど
●お菓子
アイス、チョコクリーム、プリン、ゼリー、グミ、ソフトキャンディなど
●その他
乳製品、豆乳、菓子パン、カップ麺など
中にはパンを作るための強力粉にまで、増粘剤が入っていることも!!
最後に
「増粘剤」、「ゲル化剤」、「安定剤」の後ろに危険な物質名が書かれていたら要注意です。
危険な物質4つ
2 トラガントガム
3 ファーセレラン
4 キサンタンガム
ただ、「増粘多糖類」と表示されていた場合、何が含まれているのか私たちにはわかりません。
「増粘多糖類」表示とされていても、身体に害のないものが含まれている可能性も高いです。
しかし上記にあげたような本当に安全なのか不安になるものがあるのも現状です。
でっぱ虫頑張ってよ。
参考文献:渡辺雄二著 新・買ってはいけない