でっぱ虫が長野の茅野市で友達の結婚式に出席している間・・
僕は1人でプチ旅行してました。
秘湯にまったりとつかってきたよ。
今回ご紹介する秘湯は奥蓼科温泉郷・渋・辰野館です!
信玄の薬湯の由来
奈良時代の末期、
諏訪神社の神官が・・
という夢を見たことで発見されたそうです。
そして武田信玄が上杉謙信との戦いの際に、軍用道路を開発します。
その道路は荒野にまっすぐ1本の棒のように存在していたので「信玄の棒道」と呼ばれています。
この信玄の棒道近辺にこの温泉(薬湯)があり、
戦で傷ついた兵や馬が湯治していたことから「信玄の薬湯」と言われているのです。
そしたら2日たっても硫黄の匂いが全然とれないよ!
目次
外観・内観
この玄関は、昭和47年に建築されたものです。
渋・辰野館は創業100年を誇る歴史ある旅館です。
ぬくもりを感じることが出来てなんだか落ち着く雰囲気だったな。
入湯料は先払いです。
日帰り入浴は・・・
1500円!
温泉は
●森の温泉(露天風呂)・・GWからの営業
●普通の温泉
の3つに分かれています。
日帰り入浴の方は浴衣がないので、違う温泉にいくためにわざわざ服に着替えないといけません。
(階段も多い)
今回は「信玄の薬湯」1本で行くぜ!
それだけの値段を払う価値のある温泉なのか見極めてやるぞ。
長い廊下をぐんぐん進むと・・
ありました。男湯。
信玄の薬湯
入浴の際の注意点
注意点
1 薬効が強いので、慣れるまでは入浴の時間と回数を増やさないこと
2 足の方から順番に肩までお湯をかけてから浴槽につかること
3 熱さを感じにくいため、長時間入浴してしまい、湯あたりすることのないように
4 薬効を落とさないために身体についた温泉成分を洗い流さないこと
注意点!
15分て短い・・
よっぽど薬効が強いんだなあ・・。
何事もやり過ぎはよくないと言うしねえ。
服を脱いで~
硫黄の匂いがすげえええ!!
お風呂は2つに分かれていて1つは源泉のままのため、温度が20度程度です。
寒い・・!!
鳥肌が尋常じゃないので断念しました。
冬はきついかも・・。
一方こちらは入れないお風呂です。
温かくて入れるお風呂はこちら。
よく見ると・・・
湯塩と湯の花
湯塩とは、湯気が結晶したものです。
そして、この薬湯に浮いている湯の花は古文書にも霊薬として多く記載され、とても古くから採取されていたものだそうです。
霊薬とは
神話の神などが食べたり飲んだりするもの。
ウィキペディアより
このお湯も飲むことが出来ます。
更に、湯を樽につめ、薬用として江戸時代中期から昭和10年頃まで販売していたとのこと。
薬湯の泉質・効能
泉温・・21.2度
水素イオン濃度・・Ph2.9
効能・・胃腸病・リューマチ・婦人病・皮膚病・創傷・美肌
1回の温泉入浴でも身体に悪い影響をきたすかもしれない病気、病態もあるから要注意だよ!!
以下の人は要注意
いざ・・・入浴!
お湯の感想
いかにもなんか色々に効きそうな感じです。←
お湯は乳白色でとろみがあります。
下の方がぬるぬるしていますが・・
温泉の質がいいのを肌で感じます!!
そしてなにより、硫黄の匂いがすごい!
THE・秘湯って感じです。
酸性の強い温泉なので、肌がすべすべになった気がします。
源泉そのものの冷泉と加熱した加温泉を交互に入ると、更に健康に良さそう!
そして、温泉の成分を流さないでそのまま出る・・!!
湯上り後
湯上り後、この時期はあたたかいお茶とお菓子がサービスでもらえました。
硫黄の匂い
そして・・
おそばを食べて、結婚式を終えたでっぱ虫を迎えに。
・・・え、なんか臭くない?
そう、腐った卵のような、屁のような硫黄の匂いがすごい!
ブリの身体から屁のような匂いが、こんこんと湧き出ている。
家に帰ってお風呂に入っても、臭い。
次の日も臭い。
風呂で身体が温まると余計臭い。
布団にも服にも硫黄の匂いがついて、臭い。
いつまで臭いんだよ。
なんということでしょう。
あれほど、長時間の入浴はやめるよう注意書きしてあったのに、まさかの50分という超・長湯をしてしまったのです。
その理由は・・
そのケチな気持ちはすごくよくわかる。
だけど、本当に臭い。
あまりにも匂いが抜けないので、
と心配になって・・
「硫黄 入りすぎ」でネット検索してみたところ・・
知恵袋でちょうど
えーっと、回答は・・?
どうやら旦那は硫黄人間になったようです。(完)
※注意
硫化水素(硫黄の匂い)が含まれている温泉の入りすぎは危険です。
時には命に関わる可能性もあるので、入浴の際の注意を必ず守りましょう。
実際に入浴した方の口コミ
冷たいが水風呂とは明らかに違う感覚、恐らく夏場はハマること間違い無し!
沸かし湯もなかなか良かったです。交互に入れば無限ループ間違い無しです。(Oさん)
とにかく何から何まで本当に渋い温泉。
ここまで感動の連続を味わえる温泉は日本広しと言えども数える程しか無いでしょう。(tさん)
「森の~」の露天冷鉱泉は10月下旬にはかなり冷たく肌を刺しますが、慣れてくると気持ちよく、8割強はそこにいました。
「薬湯~」の雰囲気もすばらしく、湯治宿の雰囲気です。 (Nさん)
場所・営業時間・料金
場所
交通アクセス
レトロなバス停で下車です。
日帰り入浴の営業時間
日帰り入浴の料金
駐車場
★旅館なのでもちろんお泊りも出来ますよ!