こんにちは。でっぱ虫です。
でも最近になってココナッツオイルは「危険・身体に悪い」なんていう説もちらほら・・
でっぱ虫のような素晴らしい人間にも短所があるかのようにココナッツオイルにも短所があるってこと?
この記事では
●ココナッツオイルの危険性6つ
●ココナッツオイルの効果
●ココナッツオイルの選び方を間違えると更なる危険
●正しい選び方
を紹介します。
今回は身体に悪い説の方にスポットライトを当て、一体どんな危険性があるのか見ていきましょう!
目次
飽和脂肪酸だから危険?
ココナッツオイルが危険である理由の1つとして「ココナッツオイルの約80%以上が、飽和脂肪酸だから」とよく言われます。
ココナッツオイルも冬は白く固まっているでしょ?
でもこれ、困ったことに身体の中でも固まりやすいんだ。
その結果、「中性脂肪を増やしコレステロールが上がり、肥満の原因になる」
そんな危険性が指摘されていますが・・
中鎖脂肪酸はパーム油や大豆油などに含まれる脂肪酸と比べて、脂肪になりにくく素早くエネルギーに変身できる子なんです!
詳しくは以下の記事を参考にしてください。
ココナッツオイルにはダイエット効果!しかし間違ったやり方には8つの危険性 正しくスリム
では、本題です。
ココナッツオイルが危険と言われる6つを見ていきましょう。
ココナッツオイルの危険
性ホルモンのバランスを乱す
ココナッツオイルには性ホルモンバランスを乱す成分が含まれてます。
まず、男性ホルモンの一種にテストステロンというものがあります。
テストステロンは哺乳類のオスでは睾丸で95%、副腎で5%、メスでは卵巣や副腎から男性の5-10%程度ながら分泌される。
※ウィキペディア引用
このテストステロンは女性にもあります。
このテストステロンは、5αリダクターゼという物質と協力して、生殖器の成長に影響を与えます。
5αリダクターゼの説明の前に、ちょっと、変わったお話があります。
ドミニカ共和国のサリーナスという村のお話
女の子として生まれたのに、身体つきが男っぽくなったり、男性器が発達するのです。
漫画のようはお話ですが実話なのです。
この原因として色々考えられていますが、その中の1つに、この5αリダクターゼが欠損していることが挙げられます。
実際にコーネル大学のマッギンリー博士の検査の結果、この性転換した子供たちは、5αリダクターゼが欠損していたそうです。
つまり5αリダクターゼが働かないことにより、性ホルモンが正常に働かなくなってしまったのです。
でもこの5αリダクターゼを欠損させる、壊す成分があるからこんなことになるんだね。
そうなんです。
5αリダクターゼを壊す成分が、なんとココナッツオイルに含まれているんです。
それも、今までこの阻害成分が多く含まれていると考えられていたノコギリヤシよりも、約20%多く含まれていたんです。
※ノコギリヤシはヤシの一種で、育毛サプリなどによく配合されている
人よりもちょっと毛がなんというか、砂漠というか・・
実はココナッツオイルは、悩める薄毛の方に効果があると言われているんです。
これもこのココナッツオイルが、5αラクターゼを阻害して、男性ホルモンを応援させないことからそのような効果があるといわれているんですよ。
男性ホルモンが増えると薄毛の原因になるといわれていますからね。
完全に解明されたわけではありませんが、
などを引き起こす可能性があるのです。
ですが、過剰摂取しなければ大丈夫と言われています。
肌に塗ると毛穴が詰まる
美容法としてココナッツオイルを肌に塗るといいなんて聞いたことありませんか?
よく、ビタミンなどが豊富に含まれ、抗菌化作用があるから、むくみ解消、美肌効果、日焼け後のケアなどで推奨されていますよね。
クレンジングにいいとも聞きます。
毛穴を詰まらすレベルをランク付けしたコメドジェニックという指数では、0~5段階のうち、4です!
なかなかです。
人によっては、毛穴が詰まることによって、ニキビや黒ずみなどの肌荒れの原因になりえます。
※人によって効果に差はあるそうですが・・
アレルギー
ココナッツに、アレルギーを持っている方はココナッツオイルに対しても同じようにアレルギー症状が出る可能性があります。
また、ココナッツに限らず、ナッツ類に対するアレルギーを持っている人でも、アレルギー反応が起きる可能性もあります。
症状としては
下痢
赤い斑点
アナフィラキシーショック
(アレルギー反応で起こる血圧の異常な低下や意識障害)
身体が酸性に傾く
ココナッツオイルに含まれる中鎖脂肪が、ケトン体という物質に変化し、そこからエネルギーを生み出します。
このケトン体は酸性なので、ケトン体が血中に増え過ぎると、身体自体が一時的に酸性になってしまうんです。
本来、身体は弱アルカリ性の状態がベストですから、一時的に酸性になることによって以下のような症状が出る恐れがあります。
嘔吐
めまい
異常な眠気
など
健康な方であれば、このような状態になっても、次第に正常に戻ります。
ただ、糖尿病の方などは、正常に戻す力がなく、最悪、意識障害、死に至る可能性があります。
口臭、体臭がきつくなる
先ほど出てきたケトン体のせいです。
このケトン体、実は少々臭います。
果物が腐った甘いずっぱい匂いがします。
息や汗などにこのケトン体が混じるようになり、その結果、口臭や体臭がしてくる可能性があるので要注意ですね。
カロリーが高い
ダイエットにいいとされているココナッツオイル。
ただやり方を間違えると、危ないです。
その理由の1つにココナッツオイルの過剰摂取が挙げられます。
過剰摂取のなにが危険か。
100g900カロリーです。
正しいココナッツオイルダイエットのやり方は以下を参考にしてください。
ココナッツオイルにはダイエット効果!しかし間違ったやり方には8つの危険性 正しくスリム
ココナッツオイル効果
ココナッツオイルの危険性について説明しましたが、ココナッツオイルの利点ももちろんいくつもあります。
まず、ココナッツオイルはリノール酸が他の油に比べると少ないことが挙げられらます。
リノール酸は大豆油やごま油含まれていて身体に必要なものですが、過剰摂取するとガンやアレルギーなど危険なものになります。
このリノール酸は米やパンにも含まれています。
ですので油から更に摂取すると過剰摂取になってしまうため、普段使いの油はこのリノール酸が少量の油がおすすめです。
※オリーブオイルや菜種油など
また、糖質制限と組合わせることによってダイエット効果にいいとされています。
また研究途中ですが認知症にも効果があるのではないかと期待されています。
認知症になりたくない!!ならばココナッツオイルの無限の可能性に賭けてみないか?【効果】
1日の目安摂取量
この用量さえ守れば、ココナッツオイルは身体にとって嬉しい油なのではないでしょうか!
更にココナッツオイルで約20分間クチュクチュとうがいするだけで
歯が白くなったり、歯周病、口臭予防、免疫力を高めるなどの効果も期待出来ます。
間違った選び方をすると、更なる危険性があるんだ。
ココナッツオイルの選び方を間違えると上記6つ以外の危険性も
ココナッツオイルの選び方を間違えると上記6つ以外の危険性があります。
それはトランス脂肪酸です。
トランス脂肪酸とは。その危険性に全米が震えた
上記の記事で詳しく説明していますが、簡単に言うと・・油を高温にする過程で生じる悪魔のようなやつです。
※活性酸素は体内の侵入してきた悪いやつ(細菌など)をやっつけるいい一面もあるが、逆に身体の中に活性酸素が増えすぎると悪い奴に変身してしまう
その結果、これらの病気の原因になるかもしれないんです。
●肥満
●認知症
●心筋梗塞
●流産・死産
●不妊症
●うつ
●アレルギー
●狭心症
●高血圧
●糖尿病
●老化
●美容に悪い etc
そんな怖いトランス脂肪酸がココナッツオイルにも含まれている可能性があるの?
そうです。製造過程で・・
●漂白
●化学溶剤で脱臭
などの処理をされた粗悪なココナッツオイルにはこのトランス脂肪酸が含まれている可能性が高いです。
「低温圧搾」と表示されているもの。
また、「発酵」「フィルターろ過」の表示があれば、最高品質の可能性が高いですよ。
また、最近ですと、「エクスぺラー法」という熱を加えずに温風で乾燥させてから圧搾しているものもおすすめです。
プラスチックの微量の化学物質が溶け出す恐れがないからね。
ココナッツオイル選びで迷っている方は以下の記事を参考にしてくださね。
【間違えると危険】ココナッツオイルの正しい選び方5つ!味別おすすめ5選も紹介
おすすめココナッツオイル
ちなみに、【間違えると危険】ココナッツオイルの正しい選び方5つ!味別おすすめ5選も紹介の記事でも紹介していますが・・
おすすめを1つ選ぶとしたら、ミランダカー愛用のココウェルのココナッツオイルが味、香りともにバランスが1番いいかなと思います。
ココウェルの口コミ
香りもいいからトーストにぬったりコーヒーに入れたり。1番好きなココナッツオイルです。(mさん)
気に入っているようです。(Kさん)
最後に
ココナッツオイルは不飽和脂肪酸でも、中鎖脂肪酸です。
パーム油や大豆油の飽和脂肪酸に比べると安全でしたね。
ココナッツオイルの危険性6つ
2 肌に塗ると毛穴が詰まる
3 アレルギー
4 身体が酸性に傾く
5 口臭、体臭がきつくなる
6 カロリーが高い
1日大さじ2杯の量を守り、正しいやり方さえすればダイエット効果や認知症効果が期待できます。
リノール酸も含まれないため安心ですしね。
ですが、間違った選び方をすると上記6つの危険性以外にトランス脂肪酸が含まれている可能性があります。
ですので低温圧搾や発酵、フィルターろ過、エクスペラー法と表示されているものを選びましょう。
ココナッツオイルの短所の部分を中心に紹介しました!