こんにちは。でっぱ虫です。
認知症って怖いですよね。
家族のことすら忘れてしまったり・・。
旦那のブリのことは忘れたくないぞ。
認知症になる本人もですが、その家族も辛い思いをしますよね。
今回はココナッツオイルと認知症について詳しく解説していきますね。
目次
ココナッツオイルは本当に認知症に効くのか?
実は、まだ研究途中なのです。
実際、東京、港区の会社「ココナッツジャパン」の広告で、「ココナッツオイルが認知症予防・改善」と広告を出したところ、科学的な根拠がないという理由で消費者庁から行政処分を受けてしまったのです。
ココナッツオイルが認知症に効くという科学的な根拠データはまだ存在していないんです。
って思いましたよね。
実際にココナッツオイルを摂取して症状が改善した方もいるし、医療関係者の中で勧める方もいるくらい注目はされているんだよ。
アメリカの小児科医、メアリー・T・ニューポート医師が著した「アルツハイマー病が劇的に改善した!米国医師が見つけたココナッツオイル脅威の効能」という本もあります。
この本は、メアリーさんのご主人が若年性アルツハイマー病にかかってしまったが、ココナッツオイルを摂るようになって2か月後には症状が大幅に回復したという実体験です。
また、東南アジアでは、ココナッツオイルをよく使います。
そんな東南アジアの国では、認知症の発症率が大変少ないそうです。
アメリカでは認知症患者の3人に1人、ココナッツオイルによって効果が出たと報告されています。
ただ、認知症の方全てに効くわけではありません。
それを踏まえた上で、ココナツオイルと認知症の症状との関係性について詳しく見ていきましょう。
認知症は40代から、ゆっくり、じわじわと進行しているのです。
アルツハイマー型認知症
認知症にも色々な種類があります。
ココナッツオイルによる効果があるのではないかと言われているのが・・・
「アルツハイマー型」です。
記憶障害が起こり、さらに進行すると、歩くことも話すこともできなくなり、寝たきりになってしまう病気です。
アルツハイマー型認知症の原因はまだはっきりとは解明されていません。
しかし様々な動物実験から以下の2つがアルツハイマー型認知症の原因として有力です。
●ヒドロキシノネナール
アルツハイマー型認知症の原因1 悪玉タンパク質
私たちは、ごはんやパンなどの炭水化物や、砂糖などを体内でブドウ糖に変身させますよね。
このブドウ糖は、体内でエネルギーに変身してくれます。
そしてこのエネルギーを使って脳も活動しているんです。
しかし、アルツハイマー型認知症は、このブドウ糖を上手に使えなくなってしまうんですね。
脳細胞が死んでいく
脳が委縮する
これがアルツハイマー型認知症の原因と考えられている1つです。
血糖値が高いこととアルツハイマーの関係
糖尿病とは、血液中の糖が多い状態です。
炭水化物や甘いものを食べすぎている人や、糖尿病の中でも、2型糖尿病の人、糖尿病予備軍の人が要注意です。
ゴミ1 悪玉タンパク質
炭水化物や甘いものを多くとっていると、必然的に体内のブドウ糖が多くなります。
ブドウ糖はエネルギーに変わりましたよね。
しかし、その際に、悪玉タンパク質(アミロイドβタンパク)を置き土産として置いていきます。
要はゴミです。
このゴミが、炭水化物や甘いものをたくさん食べる人は体内に多いんです。
ゴミ2 使い終わったインスリン
インスリンとは、血糖値を下げるホルモンのことです。
そして、この高い血糖値を下げようと、インスリンが働きます。
最終的に、役目を終えたインスリンもゴミになります。
ゴミ掃除
そして、この2つのゴミを綺麗にしてくれる、ある酵素がいます。
清掃員です。
しかし、あまりにも使い終わったインスリンのゴミが多い場合、悪玉たんぱく質(アミロイドβタンパク)のゴミまで手が回らないんですね。
その結果、この悪玉タンパク質が脳内で蓄積されてしまうのです。
そしてこいつが溜まることによって、神経細胞にダメージがかかります。
そうすると脳内でエネルギーを上手に使えなくなるのです。
その結果、エネルギー不足になり、アルツハイマーになると現在、考えられています。
そのせいで悪玉タンパク質が脳にいっぱい溜まってしまうってことだ!
それすなわち、アルツハイマーになりやすいんです!!
どっ・・どうしたら?
はい。
糖質制限してください。
炭水化物や甘いものを控えれば、体内のブドウ糖も減り、インスリンの分泌も減ります。
その結果、効率よくゴミ掃除が出来て、悪玉タンパク質も蓄積することないですからね。
そしてここでやっと登場。ココナッツオイル。
ココナッツオイルのケトン体が活躍
アルツハイマーになると、エネルギーを上手く使えないんでしたよね。
しかも糖質制限をして、ブドウ糖を体内から減らす方がいいんでしたよね。
それがココナッツオイルなんだね!
そうなんです。
ココナッツオイルに含まれる中鎖脂肪酸がその代わりとなるエネルギーを作ってくれます。
中鎖脂肪酸は、ラードやバターの油に比べ、脂肪になりにくく、エネルギーになりやすいという特徴を持っています。
この中鎖脂肪酸は、肝臓で、ケトン体という物質に変身します。
このケトン体が、私たちの体を動かすエネルギーに変わってくれるのです。
変身!!
糖質制限とココナッツオイル
ブドウ糖とケトン体では、エネルギーになるための時間が違います。
ブドウ糖はたったの5分で血液中に流れます。
それに対し、ココナッツオイルを摂取してから、ケトン体が合成されるには約3時間もかかります。
そしてブドウ糖が血液中を流れている時に、インスリンが分泌されます。
このインスリンは、ケトン体の合成を邪魔します。
・・あ、やっぱり、糖質制限とココナッツオイルの摂取の合わせ技が最強ってことか。
糖質制限+ココナッツオイル摂取の仕方
ココナッツオイルの摂取量は、大さじ2杯を目安にしてください。
コーヒーなどにいれて朝飲むのがおすすめです。
過剰摂取の危険性
不妊やうつなどの原因になりうる
●口臭・体臭がきつくなる
ケトン体が甘酸っぱい匂い
●カロリーが高い
100g・900カロリー
など
更に詳しくは以下の記事を参考に、過剰摂取の危険性を理解して下さいね。
また今現在、高血糖でない方は、糖質制限も無理のない範囲で頑張って下さい。
注意
糖尿病患者の方がこの糖質制限とココナッツオイルの摂取を行う際には、必ずお医者さんに相談して下さいね。
何故なら・・
ココナッツオイルに含まれる中鎖脂肪が、ケトン体という物質に変化し、そこからエネルギーを生み出しましたよね。
このケトン体は酸性なので、ケトン体が血中に増え過ぎると、身体自体が一時的に酸性になってしまうんです。
本来、身体は弱アルカリ性の状態がベストですから以下のような症状が出る可能性があります。
●嘔吐
●めまい
●異常な眠気
健康な方であれば、このような状態になっても、次第に正常に戻ります。
ただ、糖尿病の方などは、正常に戻す力がなく、最悪、意識障害、死に至る可能性があります。
よって必ず、お医者さんに相談して、独断で行うのはやめて下さい。
また、認知症の方で、すでに症状が進行し過ぎて、脳細胞が死んでしまった場合、この方法に効果はありません。
そしてその原因に対応するのがココナッツオイルだったね。
これの他に認知症の原因として考えられるのが、ヒドロキシノネナール。
なんだ。それ。
アルツハイマー型認知症の原因2 ヒドロキシノネナール
ヒドロキシノネナールとは、リノール酸が200度以上の高温で5分、もしくは185度以上の高温で30分加熱されると発生する毒物です。
リノール酸とは簡単に言うと、大豆油やごま油、パンや白米などに含まれる脂肪酸のことです。
これは適量なら身体にいいんですが、過剰摂取するとガンなどの病気になりうるものです。
こいつが加熱されると・・
ヒドロキシノネナールに変身します。
そしてこのヒドロキシノネナールは脳の神経細胞を死に追いやるのです!
実際にアルツハイマー型認知症患者の脳を調べてみると、このヒドロキシノネナールの蓄積が見られるのです。
え、リノール酸を加熱しなければいいの!?
それに適量は身体にいいものだからね。
そう。
このリノール酸が含まれていて加熱する恐れがあるのが、食用油です。
そして食用油の中でもリノール酸が多く含まれている食用油・・
※ごま油にもリノール酸が多く含まれるが、ごまに含まれるセサミンは抗酸化作用が強いので、加熱してもヒドロキシノネナールの発生が他の油に比べても少ないとされています。
これらの油を加熱するとやばいってことですね。
また、一度加熱してから、再び加熱するとこのヒドロキシノネナール、めっちゃ出ます。
しかもこの油、調理の際だけでなくお店で買ってきた開封前の新品でも、既にヒドロキシノネナールが含まれている可能性が高いのです。
何故なら、安物の油は製造過程で高熱にしてしまうからです。
※その際、身体に悪いトランス脂肪酸も発生しています。
あと安物の油で揚げたファーストフードとかお惣菜もなるべく買わないようにしないと・・
認証予防には質のいい油を使うことが大切ですね。
おススメの食用油
●エキストラバージンオイル・・加熱しないでそのまま使用
(粗悪の偽物が多く出回っているため以下の記事で正しいものを選んでください)
エキストラバージンオイル 本物の見分け方。12のチェックポイント
●国産の良質な、なたね油
なたね油の効果と安全な選び方。ここを見て!2つのポイント【おすすめ商品も】
●高オレイン酸油の紅花油
紅花油:危険じゃない紅花油を選ぼう!紅花油のうれしい効果【おすすめ紅花油も】
●高級米油・・揚げ物や炒め物に
こめ油の嬉しいアレコレ9個【結局、危険なのか?安全なのか?】おすすめも。
●えごま油(低温圧搾)
●亜麻仁油(低温圧搾)・・酸化しやすいのでドレッシングなどに使用
またココナッツオイルもおすすめです。
料理に使用する場合は香りのないタイプもあるのでおすすめです。(加熱はあまり向かないが)
オメガニュートリションのレギュラーココナッツオイルをおすすめします。
まとめ
いまだ研究中だが、アルツハイマー型認知症の方に対し、ココナッツオイルは有効ではないかと考えられている。
よって、糖質制限することよい。
しかし、糖質制限することにより、脳へのエネルギーが足りなくなってしまう。
その足りなくなった脳へのエネルギーをココナッツオイルを摂取することにより、補える。(中鎖脂肪酸のおかげ)
ルール
無理のない範囲での糖質制限
※糖尿病の方はお医者さんに必ず相談をして下さい
まだ、ココナッツオイルの効果は研究中でしたが、これからもっと解明されて、自信を持ってアルツハイマーの予防や改善に役立てるようになるといいですよね。
また、このココナッツオイル+糖質制限の組み合わせはダイエットにもいいとされている。
一石二鳥!
そしてもう1つの認知症の原因がヒドロキシノネナール。
リノール酸を高温に加熱した時に発生する悪いやつで脳の神経細胞を殺す。
リノール酸があまり含まれていない油を普段の料理で使うとよい。
あと、ちょっと高いからケチケチ使っちゃう笑
でも結果的に油の摂取量が減ってちょっと痩せたかも。
最後に ココナッツオイルのおすすめ
良質なものを選ばないと、身体に悪いから気を付けなきゃだよ。
選ぶ際の注意点
農薬や化学物質不使用
※トランス脂肪酸とは各国で使用が規制・禁止されていてガンなど様々な病気の原因になるもの
※ラウリン酸は人間の免疫力を高める働きがある
プラスチックの化学物質が溶け出さないため
初心者さんにおすすめなのは・・ココウェルのココナッツオイル(香りがあるタイプ)
以下の記事を参考に、あなたの好きなココナッツオイルを選んでくださいね。
【間違えると危険】ココナッツオイルの正しい選び方5つ!味別おすすめ5選も紹介