最近太ってコロコロボディだわ。
痩せたい・・
ココナッツオイルダイエットは一時TVや雑誌で紹介されたり、ミランダカーも愛用!!とブームになりましたよね。
その中には危険なやり方も含まれています!
むしろ余計コロコロボディになってしまったりするような・・・
とりあえず痩せて綺麗になりたい。
皆にヒューヒュー言われたい。
痩せたい!!と思っているあなた。
ダイエットだと思ってやっていることが、実は太る原因だったり、健康を害したり・・
そんなの嫌ですよね!!
安全なやり方で、正しく、健康的に痩せなくては意味がありませんよね?
どうしたらいいのか、調べてみました!
今回の記事では以下を詳しく紹介しますね。
●ココナッツオイルには太る説が・・
●ココナッツオイルで痩せる仕組み
●ココナッツオイルダイエットの危険なやり方とその危険性
●健康的に痩せるココナッツオイルのやり方
●注意点
●正しいココナッツオイルの選び方とおすすめ
目次
ココナッツオイルとは
別名ヤシ油と言われ、ココナッツの種の胚乳から抽出されたものです。
ほんのり甘くて、そこまでくどくなく、ココナッツの風味を感じられますよね。
夏は透明な液体ですが、冬は白く固まってカチコチになります。
ダイエットにいいの?それとも太るの?
はい。拍手~。
太る説 飽和脂肪酸が80%以上も含まれているから
何故ココナッツオイルは太るかというと、ココナッツオイルの約80%以上が、飽和脂肪酸だからです。
飽和脂肪酸とは、ラードなどの肉類や、乳製品の脂肪に含まれ、エネルギーや身体を作ってくれます。
通常の温度では、固まっています。
ココナッツオイルも冬は白く固まっていますもんね。
その結果、中性脂肪やコレステロールを増やしてしまうんですね。
ここでちょっと飽和脂肪酸の含有量を見てみましょう。
飽和脂肪酸の含有率
生クリーム・・・・・約27%
バター・・・・・・・約50%
ココナッツオイルには約84%!!!!
ココナッツオイル圧倒的・・!!
また、スリランカやサモアなどの南太平洋の国々はココナッツが毎日の生活に欠かせないものです。
魚などを、ココナッツクリームで煮たり、ココナッツオイルも日常的に使うそうですよ。
痩せる説 飽和脂肪酸でも太らないのよ
ココナッツオイルに含まれている飽和脂肪酸は、ちょっと違うんだ。
何故なら、ココナッツオイルに含まれる飽和脂肪酸の種類は中鎖脂肪酸だから!
これは太りにくい飽和脂肪酸の一種なんです。
しかもどういう意味?
中鎖脂肪酸の説明の前に・・
長鎖脂肪酸について軽く理解してください。
長鎖脂肪酸とは
一言でいうと、脂肪になりやすい奴です。
ラードやパーム油、大豆油に含まれる飽和脂肪酸は、長鎖脂肪酸です。
長鎖脂肪酸は、色々変身して形を変えてから、身体に吸収された後、リンパ管から血液に入ります。
そして、身体の中を遠回りしながら、全身の各筋肉などに運ばれます。
はい。ここで、脂肪として蓄積されてしまうんですね。
中性脂肪が増え、コレステロールが上がってしまう・・
これ大切なことです。
エネルギーに変われなかった脂肪はどんどん蓄積される。
って方はとりあえず・・・
長鎖脂肪酸
しかも脂肪として蓄積しちゃうから、体脂肪になりやすい悪い奴
って覚えて下さい。
では・・
中鎖脂肪酸とは?
これに対して中鎖脂肪酸とは、近道しちゃいます。
リンパ管を通さず、そのまま変身もせずに、腸内で吸収されてから、血液に入ります。
その後、肝臓でケトン体という物質に変身し、全身に運ばれ、エネルギーと変わります。
中鎖脂肪酸は肝臓までも、とっても近道しちゃうため、素早くエネルギーに変われるんですね。
要するに、身体に脂肪を貯めにくいんですね。
再び・・
頼むで日本語しゃべって。
って方は
中鎖脂肪酸
だから脂肪になりにくい、いい子。
って覚えて下さい。
脂肪に蓄積されることなくエネルギーに代わる=ダイエットにいい
ってことは・・
痩せる派じゃないならギャラ返してよ!
実際、スリランカやサモアの南太平洋の方たちは肥満が多かったはず・・
ダイエット効果はココナッツオイルだけでは期待できない
まず、ダイエット効果は期待できない理由をお話します。
何故ダイエット効果が期待できないのか。
何故なら・・
その分の、長鎖脂肪酸がため込んでいる脂肪がエネルギーに変わらない
って方にもう少し簡単に説明しますね。
ラードやバターに含まれる長鎖脂肪酸は一生懸命、脂肪を蓄えてましたよね。
そして、そこから必要な分だけ、エネルギーに変わるんです。
それをダイエットだ~と言いながら、ココナッツオイルをガバガバ摂取していたら、永久、補欠ベンチですよ。
何故ならココナッツオイルのエネルギーが、代わりに使われてしまいますからね。
それだけじゃありません。
本来、食事からとれる炭水化物も、私達のエネルギー源なんです。
エネルギー源あり余ってます!
特にでっぱ虫、省エネ人間だからね。
よって、この蓄えた脂肪ちゃん達、エネルギーに変われない分、体脂肪として身体についてしまいます。
駄目じゃねえか。
運動しなければ、ココナッツオイルをとっても消費カロリーは減りませんからね。
スポーツ選手のように大量にエネルギーを消費する人にはいいかもしれませんね。
確かに、ただ、ココナッツオイルを摂取するだけでは、痩せないです。
最後まで話を聞けと言っているでしょう。
このココナッツオイルを生かすダイエット法があるんです!!
糖質制限+ココナッツオイルダイエット
ココナッツオイルをただ、とるだけじゃなく糖質制限とセットで行うといいんです!
普通、私達の身体は、エネルギー源として、体内にあるブドウ糖から先に分解し、使います。
このブドウ糖は炭水化物が変身した奴ですね。
これにより、先ほどの脂肪ちゃん達はエネルギーになるのを「まだかな~」と順番待ちしています。
ここで、この脂肪ちゃん達に順番抜かしをさせてやるんです!!
順番抜かしのためには、糖質(炭水化物など)を制限し体内のブドウ糖を減らします。
活躍してくれ!
何故なら、この子
があるんです。
我先にと、体内に蓄積した脂肪を分解し始めます。
その脂肪を分解する時に、排出されるのをケトン体といいます。
このケトン体がエネルギーになります。
順番抜かしのおかげで、ブドウ糖より先に、エネルギーになれるのです。
ここポイントですね。
やっと試合に出られるってわけです!
さよなら!補欠ベンチ!
その結果、今度は体内に使われなかったブドウ糖が補欠ベンチ入りします。
それにより、
長時間の運動でも疲れにくい
といった効果も得られるんですね!
ただ、この「ココナッツオイル+糖質制限」ダイエット。間違ったやり方は危険です。
危ないケトン体質ダイエットのやり方
以前、TVで紹介されたようで、知っている方もいるかもしれません。
「ケトン体質ダイエット」と呼ばれているようです。
危険なダイエット法
〇食事からごはんとか、麺などの炭水化物を抜く(おかずだけ食べてよし)
〇チョコレートなどの甘いものも砂糖なので抜く
〇野菜、果物、ナッツに含まれる糖質は制限しない
〇ココナッツオイルを1日、100CC摂取する
〇カロリー制限はなし
そして何より、ココナッツオイル100ccはとり過ぎです。
炭水化物を完全に抜くダイエットの危険
理由1 筋肉量が減る
炭水化物を抜き続けると、体重だけでなく、筋肉量まで減ってしまいます。
身体の中の脂肪をほとんど分解し終わったら、確かに痩せますが、その後が問題です。
身体は次のエネルギー源を探し始めます。
順番でいうなら次は補欠入りしているブドウ糖ですね。(ココナッツオイル効果で、脂肪→ブドウ糖の順番で分解)
でも、ここで炭水化物を抜き、過度な糖質制限をしていると、体内にブドウ糖がほとんど残ってません。
よって、不足を補うために筋肉まで分解してエネルギーを生み出そうとしてしまうんですね。
※このやり方ではナッツや果物などの糖質は制限していないのでまだいいが果物やナッツも控えるのは危険
理由2 栄養バランスの乱れ
炭水化物抜きダイエットを行っていると、体調不良の原因にもなりえます。
何故なら、炭水化物を抜く代わりに、お肉などのタンパク質を過剰摂取してしまったり、食物繊維が不足する可能性などがあります。
食物繊維の不足は便秘につながります。
また、たんぱく質の過剰摂取は、腎機能を悪くします。
理由3 口臭、体臭がきつくなる
ケトン体のせいです。
これ、脂肪を燃やす時に出来るエネルギー源でしたね。
このケトン体、実は少々臭います。
果物が腐った甘いずっぱい匂いがします。
息や汗などにこのケトン体が混じるようになり、その結果、口臭や体臭がしてくる可能性があるので要注意ですね。
無理なダイエットを行わなければ、大丈夫ですよ。
理由4 リバウンドしやすい
炭水化物を抜くことで、普段の食事量が必然的に減りますよね。
体は一時的に省エネモードに入ってしまい、消費するエネルギーも減ります。
そして、少ない食事でも生きられるよう、少ない栄養を必死に吸収する身体になってしまいます。
ここで、痩せたから
と炭水化物が復活すると栄養を吸収しまくって太りやすくなってしまいます。
運動を行わず、食事だけで痩せようとするとこうなります。
そんなの耐えられない。
ココナッツオイル100ccは多すぎ。その危険性
理由1 カロリー高すぎ
覚えていますか?ココナッツオイルのカロリーは900カロリーもあったんですよ。
理由2 性ホルモンのバランスを乱す
ココナッツオイルには、男性ホルモンを弱くする力があります。
薄毛に悩んでいる方には、男性ホルモンが活発じゃない方がいいのかもしれません。
ですが、薄毛に悩んでいない方や子どもにとっては、過剰摂取した場合、以下のような危険性があります。
こちらでこの危険性について詳しく解説しています。
1.1 性ホルモンのバランスを乱す
理由3 アレルギー
稀にですが、以下のようなアレルギー症状が出る方もいます。
●下痢
●赤い斑点
●アナフィラキシーショック
(アレルギー反応で起こる血圧の異常な低下や意識障害)
特にココナッツやナッツに対してアレルギーを持っている方は決して、独断では使用しないでくださいね。
理由4 身体が酸性に傾く
ココナッツオイルに含まれる中鎖脂肪が、ケトン体という物質に変化し、そこからエネルギーを生み出しましたよね。
このケトン体は酸性なので、ケトン体が血中に増え過ぎると、身体自体が一時的に酸性になってしまうんです。
本来、身体は弱アルカリ性の状態がベストですから・・
●嘔吐
●めまい
●異常な眠気
などを感じる可能性があります。
健康な方であれば、このような状態になっても、次第に正常に戻ります。
ただ、糖尿病の方などは、正常に戻す力がなく、最悪、意識障害、死に至る可能性があります。
じゃあ早く正しいココナッツオイルダイエットのやり方を教えて!
正しいココナッツオイルダイエットのやり方
ココナッツオイルを大さじ2杯摂取
(加熱すると煙が出るためそのまま食品にかける、もしくはコーヒーにいれる)
炭水化物もOk。(もちろん、食べ過ぎは禁物)
※注意点
★砂糖などの甘いものをなるべく控える
★軽く運動する
散歩とか簡単なのでもいい
完全に炭水化物を抜くわけではないので、精神的にも楽だと思います。
また、いきなり、朝、夕と炭水化物を抜くのは大変なので少しづつ、減らしていきましょう。
脂肪に閉じ込められていた悪い奴らがでてくるためデトックス効果もあります。
一時的に、肌にできものやニキビが出来るかもしれませんが、一時的なので安心してください。
その後、前より、お肌がつるつるした健康肌に戻っていきますよ。
注意
以下の方にはおすすめできません。
必要な脂肪まで燃焼してしまいエネルギー不足になる可能性あり
お医者さんに必ず相談してください。
●腎臓病、肝臓病患者
タンパク質や脂肪を分解する時に、腎臓や肝臓に負担がかかるため
まとめ
ココナッツオイルに含まれる飽和脂肪酸は中鎖脂肪酸だから、脂肪になりにくいんでしたね。
その際の注意点
炭水化物を完全に抜いてはいけない
理由2 栄養バランスの乱れ
理由3 口臭、体臭がきつくなる
理由4 リバウンドしやすい
ココナッツオイルを大量摂取していけない
理由2 性ホルモンのバランスを乱す
理由3 アレルギー
理由4 身体が酸性に傾く
正しいココナッツオイルダイエットのやり方
●昼食はいつも通り食べる
●夕食は、炭水化物を抜く
朝、ココナッツオイルを大さじ2杯、毎日摂取
砂糖などの甘いものをなるべく控える
軽く運動
ココナッツオイルダイエットに関しても様々なやり方が紹介されていて、正直迷ってしまいますよね。
自分なりに調べて、自分に1番合ったダイエット法を見つけて下さいね。
最後に ココナッツオイルのおすすめ
選ぶ際の注意点
農薬や化学物質不使用
※トランス脂肪酸とは各国で使用が規制・禁止されていてガンなど様々な病気の原因になるもの
※ラウリン酸は人間の免疫力を高める働きがある
プラスチックの化学物質が溶け出さないため
初心者さんにおすすめなのは・・ココウェルのココナッツオイル
ココナッツの香り苦手・・そんな方はオメガニュートリションの香りがしないタイプをおすすめします。
以下の記事を参考に、あなたの好きなココナッツオイルを選んでくださいね。
【間違えると危険】ココナッツオイルの正しい選び方5つ!味別おすすめ5選も紹介