こんにちは。でっぱ虫です。
あんなに好きだったのに結婚して、夫婦になって何年もたつと次第に恋愛感情がなくなる・・・
心当たりはありませんか?
私たち夫婦はもうすぐ結婚4年。
お互いに恋愛感情があるかと聞かれたら・・・
と答えます(笑)
そんなもんです。
もし、相手に恋愛感情がなくなってしまった、もしくが恋愛感情がないと言われてしまった・・と悩んでいる方。
運命の相手を間違えたな・・・と悔やんでいるあなた。
何年も出会った頃のようなドキドキ感を維持するのははっきり言って不可能だと思います。
それよりも大切なものを育てていくことを考えていきましょう。
今回は夫婦の恋愛感情について調べましたので、もし悩んでいる方がいれば前向きに捉えれるきっかけになれば嬉しく思います!
目次
恋愛感情を結婚してもずっと維持するには人間が進化しないと無理
男女の恋愛感情は一般的に3年で冷めると言われてます。
恋をすると、フェニルエチルアミンという脳内ホルモンが分泌されます。
ですが・・
同じ男女の間でこのホルモンが分泌し続けるということは不可能です。
恋愛が始まって短い人だと、3ヶ月。
長くても、3年か4年でこの恋愛ホルモン、「フェニルエチルアミン」は作られなくなるのです。
そもそも人間の脳みそに、そんな力が備わってないってことだもんね。
それでも、中には夫や妻に・・
「恋愛感情をずっと持っていたい!もしくは持たれたい!」
という欲張りの方もいるかもしれません。
でも結婚してからもずっと恋愛感情を持っていたいというのは・・
もはや、生まれ持った人間性そのものを進化させなければいけないレベルです。
もしかしたら、進化系の人間になれるかもしれませんが・・
そんな限界への挑戦をするのはあまり現実的ではありません。
恋愛感情がなくても愛着が育つ
恋に落ちた時のような激しい恋愛感情は、次第に、「安心・安定・大事」といった愛着に変化していくものです。
この愛着は、心理学者の中でも恋愛感情とは別のものであると定義されています。
愛着を育てるにはどうしたらいいのか
お互いがすっかり鼻についてから、
やっと湧き出してくるものなのです。
(アイルランドの詩人 オスカー・ワイルド)
異性としての魅力よりも人間性に惚れている人と結婚する
愛着を育てるのに、1番の近道は恋愛ホルモンが出ている興奮状態に、相手の人間性を見誤らないこと。
恋愛ホルモン(フェニルエチルアミン)が出ている状態は、脳が興奮状態に陥ってます。
この興奮状態で結婚相手を見つけて勢いで結婚するのはいささかリスキーですよね。
こんな名言もあるくらいです。
結婚はまさしく
相互の誤解にもとづくものである。(アイルランドの詩人 オスカー・ワイルド)
男や女としての魅力よりも、「人として好きか、人間性が好きか、異性じゃなくても友達にしたいか」そこを大切に結婚相手を選ぶことが大切です。
美貌や愛欲によって結ばれた結婚ほど、早く紛争を起こして失敗するものはない。
結婚には、一定して変わることのないしっかりとした土台と、堅実にして慎重な行動が必要である。
沸き立つような歓喜は、何の役にも立たない。(フランスの哲学者 モンテーニュ)
感謝を言葉にして伝える
愛着を育てる基本は相手への感謝の気持ちです。
夫婦で共に生活していく中で、「やってくれて当たり前」なんてものは1つもありません。
(斎藤一人)
相手のいいところを探して、「ありがとう」という言葉を言うように心がけてみましょう。
それをくりかえすうちに、その言葉がささいなことでも自然に出てくるようになります!
こちらが「ありがとう」を習慣にしていれば、それを見て育つ子どもも自然と感謝を口にできる子に育っていきます。
この人を運命の相手にするという覚悟を持つ
愛着を育てるには「この人と一生生きていく。力を合わせて良い夫婦になっていく」という覚悟が大切だと思います。
愛してるわよ、お互いに努力して。
無償の愛なんて注げないわよ、他人なんだし。
運命の相手ってよくいうけど、私そんなのいないと思うのよ。
運命の相手に、するの。
意思がなきゃ続かないのは、仕事も家庭も同じじゃないかな。
(ドラマ 逃げるは恥だが役に立つ 母の言葉)
この覚悟があれば、相手の辛い時、苦しい時に一緒に乗り越えようと努力が出来ます。
結婚して幸福になるには、
汗の苦労を絶えず分かち合わねばならない。(フランスの皇帝 ナポレオン・ボナパルト)
こうして苦難を共に乗り越える度に夫婦として、お互いが必要不可欠なものになっていくのだと思います。
そうすれば自然と、恋愛感情以上に強い絆、愛着が育っていくのではないでしょうか。
幸福な結婚においては、
恋愛の上にいつか美しい友情が接木されます。
この友情は心と肉体と頭脳に同時に結びついているだけに
いっそう堅固なのであります。(フランスの小説家 アンドレ・モロワ)
愛着が育たない人もいる?
こちら側が愛着を育てようと努力しても、どうしてもうまくいかない相手がいるのも悲しいかな、現実だと思います。
愛着はパソプレシンというホルモンを受け止める受容体が影響しています。
このパソプレシンの受容体の多さが、家族を大事にするか、もしくは家族のことをほったらかにして浮気に走ってしまうかと関係しているそうです。
この研究では、パソプレシン受容体を操作して、一夫一婦志向でない種をその志向にさせたり、あるいは逆にすることが可能だったという。
出典:http://gclef.soreccha.jp/e50294.html
こういった人は共感能力が低く、相手の立場に立って物事を考えることが苦手みたい。
ただ、このバソプレシンは、夜の営みをしているときに多く分泌されます。
このパソプレシンを増やす努力をしてみるのもいいかもしれません。
また恋愛感情がなくなって物足りなくなってしまったから不倫をしてしまった。
他に好きな人が出来てしまったなどという声も聞きます。
上記で説明した恋愛ホルモン(フェニルエチルアミン)は同じ男女の間では、長くて3、4年しか分泌されません。
ですが、違う男性、違う女性を好きになれば、またこの恋愛ホルモンは分泌されるようになります。
特に不倫などのいけない恋をしてしまった場合、この恋愛ホルモンは大量に分泌されます。
しかし、この恋愛感情もまた3~4年もすれば消えていくものです。
それこそ一時の感情で、愛着を育てる努力を怠り、家庭を壊してしまう人が多いのは、大変残念なことです。
確かに、「恋をするとキレイになる」という言葉があるように、このホルモンは肌ツヤをよくしたりダイエット効果があったりと、美容にも最適です。
また、癌(がん)治療などで、鎮痛剤として使われるモルヒネにも含まれるそうで「軽い麻薬」のような力も持っています。
この、恋愛ホルモンを恋愛以外で分泌する方法もあるので紹介します。
恋愛ホルモン(フェニルエチルアミン)を恋愛以外でも分泌させる方法
チョコレートや赤ワイン、ココア、チーズなどには、恋愛ホルモン(フェニルエチルアミン)が含まれています。
特にチーズがおすすめです。
このように食品からとることも可能です。
また、ロマンチックな映画を見たり、少しいつもと違ったシチュエーションを作ったりしてみましょう。
夫婦2人でたまにはデートをしてみたり、普段と違うところに出かけてみるなども効果的かもしれません。
最後に
毎日、同じことの繰り返しに、ふと昔の恋人の良さや、あの頃のドキドキした恋愛感情を思い出すことはありませんか。
そして、今の年をとった奥さんや旦那さんに不満を持ってはいないでしょうか。
ドラマ「あなたのことはそれほど」というドラマの中でこんなセリフがあります。
昔大好きだった男性に出会い、恋愛感情が再燃してしまい、家庭を壊してしまった主人公に向けた親友の言葉です。
あの頃好きだった人は、あの頃の自分が好きだった人。
冷凍保存でもしとかない限り、今は自分も相手も変わってる。
人間は変わっていきます。
恋愛感情がなくなってしまったからといって悲観することはありません。
恋愛感情をずっと持ち続けるということは人間のホルモンの関係上、とっても難しいことだからです。
結婚をして家庭を持ったなら、いつまでも恋愛していた時のようなドキドキ感を相手に期待するのではなく、それよりも深い愛着を育てていくことに力を注いでいきましょう。
愛着を育てる方法
●感謝を言葉にして伝える
●この人を運命の相手にするという覚悟を持つ
2人の中でしっかりとした愛着が育てば、恋愛感情よりも深く相手と繋がることが出来、本当の運命の相手になれるのではないでしょうか。
こうも違ったしかも複雑な2人の人間が、
互いによく理解し愛し合うためには、
一生を費やしてもまだ長すぎはしない。
(フランスの哲学者 オーギュスト・コント)