こんにちは。でっぱ虫です。
クセがなくて健康にいい油探してるんだけど・・紅花油ってどうなんだろう?
ということで、今回の主役は紅花油です!!
●紅花油の危険性・副作用は?
●高オレイン酸(ハイオレイック)油とは?
●危険じゃない紅花油を選ぶコツは?
●紅花油のうれしい効果や栄養素は?
●おすすめの商品は?
●紅花油の使い方は?
これらを詳しく見ていきましょう!!
目次
紅花油とは
ベニバナの種子からとれる油脂です。
サフラワー油とも呼ばれます。
ちなみにひまわり油はサンフラワー油と呼ぶので、大変紛らわしいですね!!
そしてこの子、ちまたではちょっと危険な子とされています。
紅花油は体に悪い!?その危険性や副作用
リノール酸
何が危険かと言いますと、この紅花油、リノール酸がたっぷり含まれているからです。
僕はリノール酸!
僕は、少し太めの不飽和脂肪酸(固まらない脂肪酸)
僕を適量だけ身体の中に入れてくれれば、悪の悪玉コレステロールをやっつけてあげるし、エネルギーを生み出すよ。
でも僕って実は二重人格者なの。
君が調子にのって僕を身体の中に入れすぎると、もう1つの悪い顔がでてきます。
そう!味方のはずの善玉コレステロールまでやっつけちゃうのさ!
酸化もしやすいから悪と手を組んでガンにも変身しちゃうよ!!
肺がん、乳がん、大腸がん、前立腺がんなど、ほとんどが僕の仕業かもね!
春になると花粉症困るだろう?あれも僕が原因かも。
アトピーもね!
血管をつまらせるイタズラもしちゃうし、やりたい放題さ!!!
そんなリノール酸がこの紅花油にはなんと、80%以上も含まれているのです。
実はこのリノール酸は、白米やパン、卵にも、含まれていて、私たちの毎日の食生活でもう十分足りているんですね。
これ以上、余分に油からとる必要はないってことです。
そんな油を普段の食用油として使用していたら、完全に過剰摂取になりますよね。
また、リノール酸が200度前後の高温で加熱されると、もう1段階悪い、最凶の顔が出てきます。
最凶の顔は、ヒドロキシノネナールというほぼ毒物に変身することです。
リノール酸を多く含んだ油で揚げ物をするとやばいです。
このヒドロキシノネナールは神経細胞を殺し、認知症やうつ病の原因になります。
詳しくはヒドロキシノネナールは細胞を殺す最凶にやばい奴【認知症の危険】
では、もう1つの危険性は・・
製造方法
紅花の種子から油をとる際に、ヘキサンという溶剤が使われます。
ヘキサンとはほぼ石油みたいなものです。
農薬と同じくらいの毒性があります。
そんな身体に悪そうな溶剤を、紅花の種子に浸して高温にすると、あら不思議。
一度に大量に油を搾り取ることが出来ちゃうんです。(ヘキサンは基本的に残らない)
安くて早いこの油の抽出法が大手企業では、よく使われています。
トランス脂肪酸 ヒドロキシノネナールとは
トランス脂肪酸とは・・
植物の原料を高温にして、食用油を作る際に出来るめちゃくちゃ悪い奴です。
何が悪いって以下の病気の原因になります。
詳しくはトランス脂肪酸とは。その危険性に全米が震えた!【ガクブル注意】
そして、こんなトランス脂肪酸が紅花油に含まれている可能性があるというわけです。
また、高温にすることで、先ほどのヒドロキシノネナールも誕生しています。
このヒドロキシノネナールは認知症やうつ病の原因になると言われています。
詳しくはヒドロキシノネナールは細胞を殺す最凶にやばい奴【認知症の危険】
て思ったそこのあなたに朗報です!!!
リノール酸が少ししか含まれず、トランス脂肪酸も含まれていない紅花油もあるんです!!
紅花油でも安全・健康な高オレイン酸(ハイオレイック)油とは?その特徴
1957年にオレイン酸を主成分とするベニバナの変種が発見されたのです!!
そして品種改良により・・
誕生したのが・・
高オレイン酸(ハイオレイック)油!!
オレイン酸が70%以上、そして、リノール酸の量も以前より、5分の1くらいまでに減りました!!
オレイン酸も体にいいやつだよね!?
ハイオレイックにはオレイン酸が多く含まれる!
高オレイン酸(ハイオレイック)油にたっぷり含まれているオレイン酸。
オレイン酸とは・・・
わしはヒーロー番組に登場するとしたら、ヒーローの助っ人、不飽和脂肪酸。(体内で固まらない脂肪酸)。
わしは、悪役の悪玉コレステロールだけをやっつけてやるぞ。
正義の味方、善玉コレステロール達を陰で応援しながらね。
わしは酸化しにくいからガンにならないんじゃ!
発がんを抑制して、動脈硬化も予防する優れモノじゃよ。
また、わしは戦いに忙しいから、胃の中で休んでる暇はないため余計な胃液を分泌させない。
胃にも優しい紳士じゃ。
さらに、肌を作ってる一員のわしは、皮膚を柔らかく出来る力を持っているから、肌に塗れば乾燥や小じわを防いで、君を美肌にしてあげよう。
こんな身体にいいオレイン酸がたっぷり含まれる高オレイン酸(ハイオレイック)油を選びたいですよね。
でももう1つの危険性・・トランス脂肪酸は大丈夫なの・・・?
って思ったそこのあなた。
大丈夫です。私達、消費者がきちんと正しいものを選べばいいのです。
高オレイン酸(ハイオレイック)油の中でも、低温圧搾のものを選ぼう!
トランス脂肪酸が気になる方は、低温圧搾(コールドプレス)を選べばいいのです。
低温圧搾(コールドプレス)とは、ヘキサンのような化学溶剤を使用して高温で一気に油をとる方法ではありません。
ベニバナの種子を、摩擦熱を抑えながら低温で、ゆっくりじわ~っと圧搾して油をとる方法です。
高温にすることもないため、トランス脂肪酸は含まれません!
ただ、作るのに手間暇がかかるため、ちょっとお値段が高いのがデメリットかな。
でも低温圧搾だと、栄養素も損なわれないのは嬉しいよね!
紅花油には素晴らしい栄養素があるからね!
紅花油(高オレイン酸)のうれしい栄養素とその効果・効能
ビタミンEがたっぷり。その効果
紅花油にはビタミンEがたっぷり含まれています。
そのビタミンEには以下の効果が期待できます。
抗酸化作用
現代の私達は以下の環境に身を置いています。
●たばこ
●排気ガス
●油の多い食事
●ストレス
●紫外線
●激しいスポーツ
●運動不足
これらの環境のせいで身体が錆びてしまうんです。
そのせいで、以下の症状を引き起す可能性があります。
●しわ
●アルツハイマー
●疲労
●動脈硬化
●ガン
●糖尿病
●シミ・ソバカス
●パーキンソン病
●肥満
ビタミンEは抗酸化作用があるため、これらを防ぐ効果が期待できます!
血流をよくする
ビタミンEには抗酸化作用の他に、毛細血管を広げて、血行を促す作用があります。
血行が良いと、美肌や、冷え症、肩こりにも効果があります。
また、血液の不調が原因の月経痛にもいいとされているんですよ。
他にもビタミンEには以下のような効果も期待できます!!
前立腺がん、胃がんの予防をするというデータもあり
また、先ほど述べたようにオレインの効果ももちろん期待できます!
オレイン酸の効果
先ほどのアフレコをまとめると・・・
●ガンの予防
●動脈硬化の予防
●胃に優しい
●便秘改善
●美肌
etc
おすすめの紅花油を紹介します!
楽天やamazonで購入できるおすすめ紅花油
創健社 有機栽培 べに花一番高オレイン酸
嬉しいポイント
●ビタミンEが58mg(100g中)
●低温圧搾
●コレステロール、トランス脂肪酸0
皆の口コミ
オーガニックのべにばな油は他に無いのでお安く購入できて助かります。(Kさん)
炒め物に使っても、ベタっとせず、脂っこさもなく、サラっとした軽い食感です。
ちょっと値段は高いけど、大量に使うわけではないし、長持ちするので(伸びがいいから?)、それほど割高には感じません。
油は多少高くても、いいものを使いたいので、なくなったらリピートしたいです。(Kさん)
お値段高いので、ふんだんに使うのには、ちょっとつらいです。揚げ物がカラっとあがります。(kさん)
加熱にも強く、ドレッシングにも最適!紅花油の使い方
オレイン酸が豊富に含まれていることもあり、加熱に強い特徴があります。
揚げ物もカラっと揚がるという声が多数です。
また、あっさりとした軽い風味と乳化しやすい特性を活かしてマリネやサラダドレッシングなど生でも使いやすいです。
パン・ケーキなどお菓子つくりにも使用している方が多くいらっしゃいました。
紅花油を使った人気レシピはこちらです!
体にやさしい☆豆乳バナナシフォン by りりっP
(引用画像:クックパッド)
まとめ
紅花油とはベニバナの種子からとれる油脂
危険性
製造過程で高温にすることによって発生するトランス脂肪酸
しかし、高オレイン酸(ハイオレイック)油なら、リノール酸が少なく、オレイン酸が豊富。
さらに、コールドプレスならトランス脂肪酸が発生しない。
オレイン酸効果
ガンの予防
動脈硬化の予防
胃に優しい
便秘改善
美肌
etc
また紅花油には、ビタミンEも豊富に含まれているため、抗酸化作用、血流をよくする。