妊娠・子ども

私が悩んだ子供を作らない理由と、最終的に子供を作ると決めた理由

投稿日:

こんにちは。でっぱ虫です。

 

子供を作ろうか、作らないか、結婚してから4年間迷いました。

 

この記事では、でっぱ虫が子供を作らない、ためらう理由と・・・

最終的に子供を作ると決めた理由を紹介しています。

 

でっぱ虫
やっと覚悟ができた。

小さい頃は漠然と・・・

 

大きくなったら結婚して、子供を産んで、母になる。

 

そう思っていました。

24歳で今の旦那と結婚し、ふと思ったのが、

でっぱ虫
本当に自分は、子供が欲しいのか?

なんのために子供を作るんだろう?

ということ。

 

結婚して子供を産んで子育てをする。

今まで世間で当たり前と考えられていたことに、疑問なんて抱いたことなんかありませんでした。

 

 

ですが、子供を産むということは、生まれた瞬間から始まる長い人生を、生き抜く義務を子供に負わせることであると感じるようになりました。

 

 

子供がこれから生きる道は・・

「こうでなければならない」と世間が求めることが高く、生きづらさを感じることが多い日本です。

戦争がなく、平和が続くとは言い切れない日本です。

一握りの金持ちが、金儲けのために、戦争ですら起こせる世界です。

 

子供を作るということは、そんな世の中を生き抜く義務を子供に課すということ。

 

「かわいいから」
「老後が寂しいから」
「世間体」

 

などといった理由で子供を産んでしまうのは、親のエゴではないかと感じるようになっていました。

でっぱ虫
完全にひねくれでっぱ虫。

また、親と離れて暮らす子供たちに触れ合う機会(児童養護施設)があり、親の事情に振り回される子供の現状を目の当たりにしました。

 

中には、もちろんやむをえない事情で、児童養護施設に子供を預けている親もいましたが・・・

 

多くが、後先考えず子供を作ってしまい、精神的にも、金銭的にも余裕がなく、虐待等で結局子供を手放してしまう。

でっぱ虫
親の愛情が欲しくても、もらえない子どもがたくさんいるのに、その子を助けなくて、新しい命を生み出す罪悪感もあった・・・。

 

また、養護施設を旅立ち、社会に出ても、心の傷をうまく消化できなかった子たちは、問題を起こしてしまうそうです。

でっぱ虫
生きづらい世の中をもっと生きづらいと感じる子になっちゃう可能性が高い・・・・

当たり前のことですが、子供にも感情があります。
そして、子供の人格は、家庭の環境や親の価値観等で大きく変わってくるものだと思います。

 

つまり・・
親というのは、1つの人格を作る際に大きな役割を担う重い責任があるんだと。

 

でっぱ虫
果たして自分には、誰かの人格を作る・・・
そんな資格のある人間なのか。

 

虐待だけでなく、子供を大切にし過ぎて共依存の関係に陥ってしまう可能性もあるなど・・・

 

考えれば考えるほど、不安に感じてしまう自分がいました。

 

 

また、地球にとって人間がいかに有害(環境汚染・他の動物からみた人間の残虐性)かも考えるようになり、4年以上子供を作る決心ができませんでした。

でっぱ虫
あと、子供ができてから、夫婦関係が悪くなったという周りの話を聞くと・・今の旦那と2人の生活も幸せだしなあ・・・
とかグルグル考えてたな。
結構ネガティブな性格なんです。

 

今回は、子供を作るのをためらった理由と、最終的に子供を作ろうと思った理由、きっかけについてお話させてください。

赤ちゃん

目次

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でっぱ虫が悩んだ、子供を作らない理由

●未来に希望がもちにくい世の中に子供を産んでいいのか
いつまでも戦争がない日本でいれる確証もないのに・・
こんな時代でも、生まれてきた子供は幸せになれるのか
●「世間体」、「老後が寂しいから」等の親の都合で子供を作ることは親のエゴではないか
●親の愛情が欲しくても、もらえない子供がたくさんいる中で、新しい命を生み出してもいいのか
その子たちの里親になった方がいいんじゃないか・・
●1つの人格を作る(大きな役割を担う)責任、資格が自分にはあるのか自信がない
親のなにげない一言で子供に大きな心を作ってしまうこともある、その後の人生に影響を与えることもある
●地球にとって人間って必要なのか
環境汚染、家畜のひどい飼育環境や残虐性等
●子供が生まれることによって夫婦関係が悪くなる不安
旦那と2人の生活も楽しい
でっぱ虫
こう列挙してみると、自分がまだまだ子供であると同時に、反出生主義に通ずるものがあるのかも・・

反出生主義とは

反出生主義とは

どんな理由があっても、子供は強制的に誕生させられる。
そして、人生は苦しみ(どんな幸福な人生を歩んでも、死ぬという苦しみも含む)に満ちており、この世に存在する限り苦しみから逃れられないとして、人間の出生そのものを否定するもの

反出生主義を唱える方は多く、ガンジーや釈迦もこのような考えだったそうです。

でっぱ虫
そもそも生まれてこなければ、苦しみはない。
生まれてこないということは、生きる喜びを味わう機会を損失することだけど・・

生きる苦しみを味わうよりはるかにましって考えが反出生主義。

 

正直・・・・
子供を産むと決めた今でも、この反出生主義に反論する気はありません。

 

悲観的な哲学だけど、あながち間違いでもないと今でも思っています。

旦那は子供が欲しいと思っていたようですが、でっぱ虫は上記のような理由で子供を産むという決断をしかねていました。

 

ですが、先日、やっと子供を作ろうと覚悟を決めることができました。

最終的に、子供を産むと決めた理由

そもそも、ポジティブで人生を楽しく生きている方は、先ほどの反出生論にたどり着くことはないと思います。

でっぱ虫
お察しの通り、でっぱ虫は自分に自信がなくて、「人生って生きづらいな」って思っている側の人間です。
あんまり、親に褒められなかったから、自己肯定感が低いのかな。

 

でっぱ虫は1度、何をやってもうまくいかない時期があり、鬱の1歩手前まで落ち込んでしまった時期がありました。

そんな時期に、旦那に言われた言葉が子供を作ろうと決めた大きなきっかけになりました。

旦那の言葉
「四国お遍路するときに、1人で歩いていてどんなにつらい時でも、弘法大師様が一緒に付き添っていることを同行二人って言うんだ。
俺が生きていく中でどんなに嫌なことがあっても、でっぱ虫が心の中に必ずいる。
でっぱ虫のことを考えたら、仕事でどんなにつらいことでも頑張れる気がするんだ」

その言葉を聞いたときに、こんな自分でも旦那の生きる支えになれているんだと。

 

この言葉をきっかけに、自分の子供がいつか、誰かの生きていく心の支えになったら、嬉しいなと感じるようになりました。

または、子供がどんなにつらい時でも、そんな支えになってくれる誰かと出会えたら嬉しいと感じました。

 

でっぱ虫
旦那の両親が、旦那を産まなかったら、でっぱ虫は旦那に出会えなかったし、今の生活はなかった。
だから旦那を産むと決めてくれた両親にとっても感謝している。

 

確かに、子供がそんな方と将来出会えるかどうかも分からないし、産まれてこない方がよかったと思うかもしれません。

未来は誰にも分からないです。

これからどんな世の中になるか分からないし、つらいことの方が多いかもしれません。

 

 

こんな想いで、子供を産むと決めるのは、完全に親のエゴだとも思っています。

 

 

でも、どんな時代だって幸せを自分で見つけれる子になってほしい

もちろん幸せは、結婚だけではないと思うので、生きる支えになる何かを見つけて欲しい

 

子供を産むと決めたからには、そういう人間に育てる努力をしていきたいと思いました。

 

でっぱ虫
子供が自分で幸せを見つけれるような手助けをしたいし、子供の幸せを尊重できる親になりたい。
そのためにやれることは、可能な限りしていきたい。

それが子供を産もうと決めたときに覚悟したこと。

 

ただ、親の人生と子供の人生は別なもの。
時がきたら、自立して巣立っていくもの。

 

旦那と話し合い、

「子供には、やれるだけのことをしてあげたい。
でも、最終的に見返りは求めない。
最終的に残る夫婦をどんなに大変な時でも、お互い大切にしていく」

と決め、子供を作ることにしました。

 

子供を作るのをためらう理由があれだけあったのに、子供を作ると決断したこと。

 

この決断が、正しいのか正しくないのかは分からないですし、賛否両論あると思うのですが・・・

 

子供を産むと決めたからには、覚悟をもって子育てしていきたいと思っています。

でっぱ虫
里子についても色々調べたんだけど、今はまだ自信がないから、ゆくゆく考えていこうという結論になった。

最後に

子供を作ろうか、悩んでいる方も多いと思います。

でっぱ虫も実際、悩みまくりました。

ただ、人生に正解はないと思うので、どちらを選んでも、その選択に覚悟をもって生きていきたいなとはずっと思っていました。

 

今回、でっぱ虫が子供を作ろうと思ったのは旦那の言葉がきっかけでしたが・・
子供を作ると決めて、夫婦2人が同じ方向をやっと向けるようになりました。

 

そして、無事赤ちゃんを授かることができました。

 

今は・・

大人になるまで育てる覚悟と、
子供の幸せを見つける手助けと、
その尊重を忘れずに、
子供に依存しないで夫婦仲良くやっていきたいと思っています。

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