【意外】オリーブオイルは身体に悪い？６つの詐欺のせいで健康被害

こんにちは。でっぱ虫です。

前回の記事でオリーブオイルの効果について解説しました。
【健康になりたい人必見】オリーブオイルの効果がおったまげ！

この記事では以下を詳しく説明しています。

オリーブオイルにも種類がある

オリーブの実はとっても繊細です。
収穫後、遅くても１２時間以内に絞らないと、傷んで、カビが生え、腐敗、発酵しちゃうんです。
ですが、「１２時間以内とか、面倒くさいわ～何日かためてからまとめて絞るし～」という食品会社がとっても多いんです。

その結果、腐って発酵したオリーブの実から絞られた油は、腐敗臭や、発酵による酸味、カビ臭さ、エグミなどが引き継がれたひどい油になるんです。

そして、国際オリーブ協会では、風味や香りによってエキストラバージンオイルを以下のように定めています。

日本で売られているオイルはこのエキストラヴァージンオイルとピュアオリーブオイルです。

ピュアオリーブオイルとは一般的に私達がオリーブオイルと言っているものです。
これは、食用にはならないような油（酸度が高すぎ等）を脱臭、脱色、脱酸したものに、バージンオイルを少し混ぜて風味付けしたものです。

栄養成分は当然ですが、あまり残っていません。

実際にダイエットにいいとされているオリーブオイルですが、このような粗悪なオイルだと逆に中性脂肪が増える可能性もあります。

身体にいいものを摂取したいのなら、エキストラヴァージンオイルと表記されたものを選びましょう。

このエキストラヴァージンオイルも偽物が横行していて、私達の身体に悪いものの可能性があるんです！

エキストラバージンオイルの偽装

エキストラヴァージンオイルは、風味、香りともに完璧で酸度が０．８％以下のものでしたよね。
それがなんと「エキストラヴァージンオイル」と表示されていてもその８割近くが偽物なんです！！

世界規模でエキストラヴァージンオイルの偽装が蔓延しているんです！！

２０１５年に、イタリア警察はオリーブオイル７０００トンの偽造を摘発しました。
法定基準に満たないエキストラヴァージンオイルの製造が推定で４倍に増えたとされています。

なんと、世界で販売されているイタリア産オリーブオイルの７２％が偽造の可能性ありなんです！！！

そもそも、オリーブの収穫には限りがあるし、毎年の生産量は違うはずです。
なのに、世界中で売りまくっているということは、そういうことですね。

日本ではこれから述べる以下のような偽装をしたとしても、品質偽装には当たりません。

何故なら、国際オリーブ協会には加入していないし、「エキストラヴァージンオイル」規格の法規定そのものがないため、やりたい放題ってわけです。

ボトルの中身は別物！？

お店で売られている新品の段階で、なんとエキストラヴァージンオイルではなく、全く違う他の油にすり変わっている可能性があるんです。

また着色をする場合もあるそうです。

中には、摂り過ぎると身体に悪いリノール酸や、トランス脂肪酸などを含んだ身体に悪い油も混ざっていることもあるのです。

ピュアオリーブオイルが何食わぬ顔でエキストラ名乗ってる

先ほどの、ピュアオリーブオイルが、「エキストラヴァージンオイル」と表示されて商品棚に陳列されている可能性も十分ありえるんです。

国際オリーブ協会に加盟してないし、

別にいいでしょ。

ってな感じで悪気もなく並んでいるので、要注意です。

「原産国」詐欺

なんと、ボトルに表示されている原産国が全くあてにならないのです。

法律では、ボトル詰めされた場所が、原産国になるのです。
ということは、他の国から輸入した油をイタリアでボトル詰めすれば、立派な「イタリア産」になるんです！

どこの国のかわからない、農薬まみれのオリーブの実を使用されていてもまったくわかりません。

実際、１９９０年から２００６年にかけてのイタリアの国内消費量と輸出量の合計より、生産量が５０万トンも足りないんです笑

高いからって安心じゃない！！！

はい！間違いです！！

百貨店や高級スーパーで売っている高いエキストラヴァージンオイルでも、品質に疑問がもたれるのも多く存在するんです。

むしろ、品質偽造した場合、偽造したことがばれないように、わざと値段を高く設定して安心させる狙いがあるんです。

また、それっぽいブランド名や、架空の生産者の名前まで表示している場合もあるので悪質です。

船でどんぶらこしている間に、品質が落ちる

エキストラヴァージンオイルは生の搾りたてですから、日持ちしないのです。

そんな日持ちのしないオイル。
イタリアからだと約１００００キロ離れている日本まで、船で運ばれた場合、１～２か月かかります。
さらに赤道直下を通過して届くため、コンテナ内で気温６０度以上になります。

この暑さによって香り、味ともに劣化して、品質も落ちてしまいます。

品質が落ちて、エキストラヴァージンオイルの基準に合わなくても、「エキストラヴァージンオイル」と名乗って売りに出されていますよ。

酸化したオイルは身体に悪い！

実は、本物のエキストラヴァージンオイルは酸化しにくいのです。

しかし粗悪な油を混ぜていたりする偽物は、酸化しやすいです。
それに加え、光を通しやすいプラスチックや、透明な容器に入れられていた場合は・・・もう酸化しまくりです。

カリフォルニアの調査では、酸化した、酸化臭のするオリーブオイルの味を、「好ましい」と４４パーセントの人が答え、逆に、良質なオリーブオイルの味を「好ましくない」と答えた人は７４％にもなったのです。

そうなんです。
私たち日本人にも同じことが言えるのです。

何故なら本物のエキストラヴァージンオイルは、ポリフェノールなどの有益な成分を多く含んでいるため、「苦み」や「辛み」などの刺激成分を感じるものなのです。

偽物の酸化したマイルドなオリーブオイルの味に慣らされている私たちも恐らく、本物は「まずい」と感じます。

そのくらい、酸化したオリーブオイルが出回っているんですね。

そして、マサチューセッツの大学教授は、酸化することによってビタミンが損なわれるだけでなく、有害物質を発生する可能性があることを報告しています。

これらの有害物質は、

への関連性が考えられています。

何故、世界的な詐欺がなくならない？

スペインでは粗悪な油によって健康被害が出たこともあります。

過去、こういったオイルの品質を暴いたスイスの雑誌がありました。
しかし、イタリアの食品会社グループが、この雑誌の主宰者アンドレス・マルツ氏を名誉棄損で訴え、なおかつ巨額損失賠償訴訟を起こしました。
裁判所は全面的にマルツ氏の正当性を認めたにも関わらず、イタリアのメディアはこれを一切報道しませんでした。

これにより、この危険性を知ってほしいというマルツ氏の努力が水の泡となってしまいました。

またオリーブオイルの詐欺容疑で調査したとしても、もし、証拠が見つからなければ、事業者に経済的損失を与えたとして、捜査官や調査を行った研究所の科学者が責任を負うことになるそうです。

こういった背景には、食品の品質を監督する政府と業界の癒着、業界団体による甘い規格設定等が挙げられます。

最後に

確かに、今や世界中で使われるオリーブオイルを本物のエキストラヴァージンオイルだけでカバーするのは圧倒的に供給量が足りません。
安く、オリーブオイルを世界中の食卓に並べることも大切かもしれません。

ただ、それを「エキストラヴァージンオイル」と嘘をついて販売するということは、やはり、消費者を騙す行為で悪だと思います。

しかしそれがまかり通ってしまっている現状には、食品業界や一部の人々の金儲けが主な理由として挙げられますよね。

選び方を間違えると、老化促進、神経障害、心臓病、ガン、中性脂肪の増加など、身体にとって悪い油になりうるのです。

正しい目を身につけ、本物のエキストラバージンオイルを選ぶことが出来るなら、その油はあなたの身体にとっていい健康効果をもたらしてくれるはずです。

はい！以下の記事を参考にして下さいね！

本物のエキストラバージンオイルの見分け方。１２のチェックポイント　

ちなみにでっぱ虫のおすすめ本物エキストラバージンオイルはこちらです。

おすすめエキストラバージンオイル

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本当に料理にこだわるなら、季節の食材によってオイルを変えるのも素敵だと思います。

ちょっと自分へのご褒美に贅沢してもいいかもしれませんね。

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