こんにちは。でっぱ虫です。
買いにいくの面倒だなあ。
普段当たり前のように使ってるけど、このごま油って健康にいいのかな?それとも危険なのかな。
でもスーパーで安く売っているごま油は原料が安全に生産されているか不安だし、製造の仕方がちょっと・・。
でも、リノール酸がごま油には多いから少し心配。
ちょっとごま油について詳しく見てみよう。
今回は、ごま油が主役です!
●ごま油の危険性
●ごま油のうがいとは
●おすすめの油
について見てみましょう。
目次
ごま油の効果
身体を錆びさせないぞ!?ゴマリグナン
原料のごまにゴマリグナンが含まれています。
ゴマ油にも当然、ゴマリグナンが含まれているのですが、このゴマリグナンって何者なのでしょうか?
酸化ストレスとは
酸素や栄養素を餌に、体内のミトコンドリアがエネルギーを作ります。
しかし、その過程で活性酸素というものが出来ちゃいます。
食品添加物いっぱいの食事をしたり、不規則な生活をしていると、この活性酸素がいっぱい出来てしまい・・・私達の体内の細胞をやっつけちゃうんです。
その結果、疲労や老化などの症状に繋がります。
酸化ストレスについて詳しくは
酸化ストレスとは?身体がサビるってどゆこと!?
を参照してくださいね。
酸化ストレスによって引き起こされる症状は老化や疲労だけじゃないんです。
下記のさまざまな病気や症状の原因にもなるんです。
●癌
●糖尿病
●シミ・ソバカス
●パーキンソン病
●肥満
●不妊
●胃腸障害
●気管支炎喘息
など・・
ありがとう!ゴマリグナン!
他にも効果が期待できます。
このゴマリグナンは、植物性の女性ホルモンの一種で、更年期の女性のホルモンバランスを整え、更年期障害を改善する効果があります。
また、リグナンの抗酸化パワーのおかげで、ごま油自体が加熱に強いとされています。
肝臓で大活躍!セサミン
セサミンの働き
●血液中の余分な悪玉コレステロールが作られるのを防ぐ
●動脈硬化予防
●心筋梗塞予防
●高血圧改善
●2日良いに効く
●ビタミンEと一緒にとると血液中のビタミンEが2倍の量になる
●美肌
●血行をよくする
●冷え性に効く
●肩こり改善
など・・
ビタミンEと一緒にとると血液中のビタミンEが2倍の量になるって・・なんか得した気分。
そうだね。
ただ、ごま油には、ビタミンEが、100g中、0.4gしか含まれていないため、ビタミンEが多く含まれている食品と一緒に摂るといいよ。
ビタミンEが多く含まれている食品
大根の葉
赤ピーマン
モロヘイヤ
落花生
つくし
じねんじょ
バジル
うなぎなど
オレイン酸も頑張ってるよ。
オレイン酸
このオレイン酸、ごま油に含まれる脂肪酸の中で、約40%を占めます。
はて。何者?
わしはヒーロー番組に登場するとしたら、ヒーローの助っ人、不飽和脂肪酸じゃ。(体内で固まらない脂肪酸)。
わしは、悪役の悪玉コレステロールだけをやっつけてやるぞ。
正義の味方、善玉コレステロール達を陰で応援しながらね。
わしは酸化しにくいからガンにならないんじゃ!
発がんを抑制して、動脈硬化も予防する優れモノじゃよ。
また、わしは戦いに忙しいから、胃の中で休んでる暇はないため余計な胃液を分泌させない。
胃にも優しい紳士じゃ。
さらに、肌を作ってる一員のわしは、皮膚を柔らかく出来る力を持っているから、乾燥や小じわを防いで、君を美肌にしてあげよう。
※不飽和脂肪酸は3つのオメガ系に分類される。
オメガ9の代表的な脂肪酸がこのオレイン酸。
オリーブオイルやなたね油に多く含まれる。
ゴマ油の危険性
リノール酸
リノール酸は、ゴマ油に含まれる脂肪酸の約45%を占めています。
では、リノール酸とは何者なのでしょうか?
僕も、少し太めの不飽和脂肪酸(固まらない脂肪酸)。
僕はいい奴にも悪い奴にもなる二重人格者だよ。
僕を適量だけ身体の中に入れてくれれば、悪の悪玉コレステロールやっつけてあげるし、エネルギーを生み出すよ。
あなたになくてはならない存在なんだ。
仲良くやろうや。
で、もう1つの顔は?
そう!味方のはずの善玉コレステロールまでやっつけちゃうのさ!
酸化もしやすいから悪と手を組んでガンにも変身しちゃうよ!!
肺がん、乳がん、大腸がん、前立腺がんなど、ほとんどが僕の仕業かもね!
春になると花粉症困るだろう?
あれも僕が原因かもね。
アトピーとかもね!
血管をつまらせるイタズラもしちゃうし、やりたい放題さ!!!
※オメガ6系の代表的なものはこのリノール酸。
大豆油やコーン油の主成分。
・・嫌な奴だな。
じゃあ、リノール酸をとり過ぎなければ問題ないの?
実はこのリノール酸は、白米やパン、卵にも、含まれていて、私たちの毎日の食生活でもう十分足りているんですね。
そこにきて、油でリノール酸。
ちょっと、とり過ぎかもしれません。
・・惜しいな。
安いごま油の危険性2つ
安いごま油にはリノール酸以外にも危険性があります。
原材料
原材料のごまが、中国、インド産などの粗悪のものの可能性もあります。
なんでもありで、怖いよね。
最近では中国の自国内でごまが人気で、生産が追い付いていないようで中国産のものは少ないかもしれません。
ですがごまの主要生産地、インドではこれまでに残留農薬が検出された問題があります。
※国産のごまは生産量が少なすぎるため、輸入に頼っているのが現状
製造方法
安いゴマ油だと、ゴマから油をとる際に、毒性の溶剤であるヘキサンを使って油をとっている可能性があります!
このヘキサン、車のブレーキクリーナーや油性ペン消しなどに使われ、農薬と同じくらいの毒性があると言われています。
マウスにこのヘキサンの蒸気を吸わせると量によっては麻酔状態、死んでしまいます。
従来、20~30%しかとれない油がこの方法だと99%抽出できるんです。
また、この方法なら短時間で油を抽出できるんです。
利益重視の企業にとっては、大変便利なんですね。
このヘキサンは製造の途中で高温で蒸発させてしまうので、安全性に問題はないとされていますが・・・
ごま油でうがい
古代インドのアーユルヴェーダの考え方ではごま油でうがいすることが普通なんです。
※アールヴェーダは5000年にも及ぶ歴史を持つ医学
更にこんな本もあります。
白ごま油ってでっぱ虫が使ってる太白ごま油のことだよね。これって普通のごま油とどう違うんだっけ?
太白ごま油とごま油の違い
太白ごま油・・無色、無臭。焙煎せずに、ごまを生のまま搾る。
普通のごま油・・ごまの独特の香りがする茶色の油。ごまを焙煎する。
ゴマリグナンが白ごま油の方が多く含まれています。
じゃあ白ごま油のやり方を教えて。
白ゴマ油うがいのやり方
1 白ごま油を湯煎する(100度で10分程)面倒なら直火で弱火
2 冷ます
3 大さじ1杯を口に含んでクチュクチュ(30秒)
4 喉にもガラガラ(30秒)
5 ティッシュなどにぺっ
※加熱して冷ましたものを遮光瓶にいれて保管すると便利(遮光瓶がない場合は薄暗い場所に保管)
朝一にうがいするのがおすすめです。
本題なんだけど、このうがいってどんな効果があるの?
ごま油のうがいで得られる効果
●口臭予防
●歯が抜けにくくなる
●風邪予防
●顔の肌のハリ、ツヤ
●ほうれい線予防
●美肌
●白髪、抜け毛予防
など・・
舌の裏の部分は太い血管が走っているから、栄養素がよく吸収されるんだって!
この舌の裏側に先ほど上記したゴマリグナン、セサミンなどの効果を吸収してもらい、身体中にいきわたらせるんです。
でもさっき出てきた危険性は?
リノール酸の過剰摂取と、安いごま油の不安2つ!
だから不飽和脂肪酸であるリノール酸がどこまで吸収されるのかはわからないけど・・
うがいを毎日じゃなくて週3日程にしてみるなんてどうかな。
おすすめの太白ごま油
●ごまの生産地の現地調査をしっかりしている
農薬使用の有無などをチェックしてくれる輸入業者から輸入
主にミャンマー、ナイジェリア、パラグアイ、ボリビアなどから輸入(農家や畑まで追跡できるよう記録をとっている)
●太白ごま油の450gボトルにはごま40万粒分の油が搾られていて栄養素たっぷり
遮光瓶に入っているともっとよかったのに残念。(酸化を防ぐため)
最後に
ごま油には、ゴマリグナン、ゴマリグナンの成分のセサミン、オレイン酸など多くの効果がありましたね。
安いごま油には原料の生産地による生産方法に少し不安が残ります。
また、製造過程でヘキサンという毒性の溶剤を使用している(蒸発するが)ことも気になります。
また、ごま油の成分上リノール酸が多く含まれているため、過剰摂取による健康被害も考えないといけないですね。
ですので、普段料理に使う油は、リノール酸がほとんど含まれない安全な油を選ぶといいかと思います。
リノール酸が少ない安全な油
風味付けにちょっとだけ。
その際、製造過程で化学溶剤(ヘキサンなど)を使用しないで圧搾製法、また原料のごまにこだわっているマルホンの焙煎ごま油をおすすめします。
また、白ごま油でうがいをすることが美容や健康にいいとされています。
生のごまを搾った太白ごま油でうがいをすることによって、舌の裏からごま油の栄養素(主にゴマリグナン、その成分のセサミン)が身体に行きわたり、美肌や歯周病予防に効くとされています。
また、白ごま油のうがいでは、最後に飲み込まずペッとすることから不飽和脂肪酸であるリノール酸の吸収はそこまで高くないかと思われますが・・
うがい用におすすめ太白ごま油
白ごま油は無味無臭に近いので料理に使う際は、リノール酸をあまり含まない他の油で代用しましょう。