こんにちは。でっぱ虫です。
夫婦で話し合いをすると、必ず喧嘩になってしまう・・・。
旦那がすぐイライラしてしまう・・。
旦那が話し合いを面倒くさがってしてくれない・・・。
そんな悩みをもっていませんか?
あなたは、旦那さんのことを・・・
「あんなに冷たい人だとは思わなかった」
「鈍感すぎてイライラする」
なんて思ったことはありませんか?
ましてや旦那さんにそんな言葉を投げかけていませんか?
しかし、これは・・
男性は自分が感じていることがわからないだけなんです。(まれに女性も)
ですので、話し合いがうまくいくコツは旦那さんが自分の感情に気づけるようになること。
そのために、夫婦で話し合う際の6つのコツを紹介します!
相手を誤解したままで、話し合いが終わらないように、有意義な時間にしましょう!
目次
話し合う前に知っておきたい感情のエレベーターとは?男性は冷たいわけじゃなく、感情に気づくのが苦手なだけ!
「無神経」
「鈍感」
そんな風に旦那さんのことを思っているなら知って欲しいことがあります。
男性は鈍感なわけではなく、自分の感情に気づくのが苦手なのです。
人間には以下のような感情のエレベーターがあります。
1 怒り・批難
2 悲しみ・失望
3 不安・心配
4 後悔・責任
5 愛・理解・許し
このエレベーターは1→5へと下がっていきます。
そして、このエレベーターは、女性よりも男性の方がゆっくり動いているのです。
その下に隠れている感情に気づくのに、男性は女性よりも時間がかかってしまいますが、自分の本当の感情を見極めるようになるのはとっても大切なことです。
これから紹介する6つの話し合いのコツは、この感情のエレベーターを話し合いのゴールである1番下の愛情・理解まで降ろしていくための最も効率的な方法なのです。
夫婦で話し合いをする際6つのコツ
1 夫婦で話し合いするときの切り出し方を大切に
あなたが旦那さんと話し合いたいとき・・・
●その話し合いによってどのようなことを望んでいるのか
●何を旦那さんに期待しているのか
これらを最初に正確に伝えるとよいでしょう。
例えば・・・
このような切り出し方では、会話の目的があまりも漠然とし過ぎています。
男性は何かをするとき、あらかじめ何をどれだけやればいいか分かっていると、とても気持ちが落ち着くという特徴があります。
このような切り出し方では、旦那さんは会話がどの方向に進むのか、あるいは話がどの程度膨らんでいくのか、分からず不安になってしまいます。
逆に、ただ不満や泣き言を言われると何を求められているのか分からなくて困っちゃうんだって。
正しい話し合いの切り出し方は、
例えば・・・
私はこのままじゃ寂しくてやだなって思ってるんだけど・・・
あなたは、このことについてどう思っているかを教えて。
2人の時間について一緒に考えましょう。」
とこれからする会話の目的を、最初にしっかり伝えましょう。
※会話がなくて悩んでいる夫婦はこちらの記事も参考にしてくださいね
夫婦の会話がない原因は?離婚危機?子どもにも悪影響?皆の話題は?
2 旦那さんが感情を整理するための沈黙も大事。返事を急かさない
ほとんどの男性が、心ではなく、頭の中でだけで考える癖がついているため、女性ほど、簡単に自分の気持ちが分かりません。
自分の感情と向き合うことに慣れていないのです。
慣れていないものは怖いし、苦手意識をもってしまうのは普通のこと。
男性は、自分の気持ちをよく考えてみたり、それを言葉で表したりすることが、苦手なのです。
旦那に「あなたはどう思っているの?」って聞いても・・
無視されたり、「別に」っていう返事が返ってきて、イラっとすることがあったんだけど、これは単純に自分の気持ちが分かっていないだけなのか!
自分でも、自分の気持ちがよく分からないのに、「あなたはどう思っているの?」と迫られると、男性は心の中の動きを見極める時間を稼ごうとして、沈黙してしまったり、話題をかえたり、妻を罵ったりする旦那さんもいるかもしれません。
ですので、話し合う際に気を付けることは・・・
●沈黙を恐れない
またこれ以上、話し合えなさそうと感じたら・・・
そうすれば落ち着いてまた話し合えるわ。
愛しているのよ。だからこの問題もきっと片がつくわ。
と優しく伝えましょう。
あなたが男性なら・・・
自分の気持ちをよく考えるのに時間が必要なら、ごまかしたりせず、正直に妻に時間が欲しいことを伝えることが大切です。
3 あなたの気持ちを1度に全部ぶちまけない 要点をはっきりと伝える
あなたの気持ちを1度に全部ぶつけて、「で、あなたはどう思ってるのよ?」と返事を期待されたら・・
ただただ旦那さんは途方に暮れるだけです。
話す際は、とりとめもなくダラダラ話すのではなく、ゆっくり、あわてずに言いたいことをはっきり言いましょう。
●あわてずに言いたいことの要点をはっきりと言うこと
4 相手の話の途中で口をはさまない
話し合いの基本ですが、相手の話の途中で口をはさんではいけません。
特に旦那さんが自分の気持ちを話そうとすると、遅くてイライラすることありませんか?
旦那が話し終える前に、こう感じているんだなってことが分かって、「こういうことがあなたは言いたいんでしょ?」って話をさえぎっちゃうことがよくある!!
あと、旦那が話し終える前に、自分の気もちを先に伝えちゃうこともよくある!!
先ほども説明しましたが、男性は感情と向き合うのが苦手。
それでも、一生懸命時間をかけて自分の気持ちを整理しようとしているときに、口をはさまれるとイライラするのはもちろん・・・
いったん考え始めたら、まず結論を出したがる傾向があるので、それを邪魔されることによってむしろ話し合いを妨げていると思われかねません。
話し合いで、たとえ本当は何が問題なのかあなたには分かっていても、自分の気持ちを探る時間を相手に与えてあげてください。
そうすることで、感情と向き合うことの訓練になり、自分の本当の気持ち、「悪かった」「愛してる」などの感情に旦那さん自身がたどり着けるようになります。
5 話をちゃんと聞き、理解していることを相手にも示す
話をしっかり聞いてくれると分かれば、どんどん自分自身の感情も深く掘り下げていくことができ、話し合いも進みます。
そのためには・・・
聞く側は、相手の言葉をよく聞いてから、その内容を自分の言葉で繰り返してください。
例えば・・・
↓
仕事で疲れて帰ってきたのに、私が先に寝ちゃっててあなたは腹が立ったのね。
そうすることによって、あなたの意見を理解しているということを伝えることができます。
また、相手の意見に同意してなくても、反論したいのをまずは堪えて、ただ「うん、うん」とか、「そうなの」と相槌をうつだけでも、相手の反応は違うので試してみてください。
6 体のどこかに触れて話す
男性は、自分の感情に気づくのが苦手です。
しかし、手を握ったり、すぐそばに座ったり、腕に手を添えたりすることで、感情を交えない思考パターンから、感情に気づきやすい状態に変わることができます。
やりすぎてはいけませんが、2人で話し合う際は、体の一部に触れて話すとより効果的です。
最後に
あなたの感情をただぶつけるだけでは、うまくいく話し合いも上手くいきません。
自分の気持ちを探るのが苦手な男性に合わせて、焦らず、6つのコツを実践しながら、話し合いをして欲しいと思います。
2 感情を整理するための沈黙も大事。 返事を急かさない
3 あなたの気持ちを1度に全部ぶちまけない 要点をはっきりと伝える
4 相手の話の途中で口をはさまない
5 話をちゃんと聞き、理解していることを相手にも示す
6 体のどこかに触れて話す
相手を誤解したまま、結婚生活が終わってしまった・・なんてことがないように、愛すために、愛されるために、話し合いがうまくいくよう願っています。
参考・一部引用文献:男と女の心の底まで見える心理学(著 B・アンジェラス/訳 加藤諦三)